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登録は,患者の管理,地域における比較報告書,HEDIS報告などに使用される一方,異なる目的には測定基準の感度と特異性に異なった重点をおく必要がある。地域間の比較は特異性に重点をおき,特定の条件が真に同定されると地域間の個々の比較を促進することを確実にする。しかし,フィードバックや確認のためのシステムは感度に重点をおき,特定の条件をもつものが含まれると,必要とするヘルスケアサービスを受けることができる。またHEDISの測定は,国内の全ヘルスプランタイプを通じて共通の測定標準必要としている。たとえば,国家の報告書は地域の一貫性を保証し使用割合を計算するために,特定領域の個々の被験者の継続的な登録を一定期間必要とする。しかしわれわれは,メンバーに必要なケアを提供するための最短登録期間を課すようなことは行わない。異なる適用のために特異的な異なる基準を設定することは,複雑さと過剰な作業を産むことになる。医学登録の自動化により,代替の基準と登録基準を容易に活用することができるだろう。 |
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前納を基準として創設されたヘルスケアシステムの費用データは,入手が困難であるため,介入の費用対効果の査定が困難である。費用対効果分析は,より優れた診断とメンバーレベルのアウトカムデータベースが連結され,地域がコスト管理情報システムを開発した時に促進されるだろう。 |
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人々の健康状態の改善を測ることは長期間を要するが,数々の重要事項の中でわれわれのケアマネジメントへの投資の価値を証明することに関しては,予算上の継続的なプレッシャーが存在している。また,ある特定の目標に対する特定の介入の効果を分離することは困難であるため,複雑で活動的なヘルスケアシステムの中でCMIの投資に称賛を与えることも困難である。CMIが信頼性を築き,成果を証明したことにより,ケアマネジメントへの投資の利益について組織はより長期的な見地から評価することに積極的になった。われわれは投資と利益を保証するために,プロセスを変更し地域との契約を3年間にしている最中である。また,われわれの模擬モデルの「アルキメデス」は代替のポリシーとガイドラインをテストし,プロセスの改善による健康状態と経済効果の長期的な結果を予測するために活用されている。 |
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機能的な健康状態についてメンバーの自己申告を必要としているため,管理上のデータから正確なデータを入手することは困難である。また,メンバーの調査には費用がかかり,多数のメンバーの回答の入手も困難である。われわれは,医師へのフィードバックを改善し国家規模の結果報告を強化するために,より日常的にメンバーの自己報告を集めることができる手段を考案中である。 |
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作業基準と目標を変更することは,カイザー保険の長期的な変化を測る能力を試すことになる。われわれが統一性のある登録基準と対策を維持する努力を続ける間,新しいエビデンス,技術,外部基準は改定されなければならない。たとえばHEDISが9.5のHbA1cを目標とする時には,われわれは統一性を維持するためにそれを10.0に変更することが必要であった。 |
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