運動器リエゾンサービスの総合情報誌

osteoporosis japan plus vol.1 no.1 2016 創刊号

3月、6月、9月、12月の年4回発行

創刊号
vol.1 no.1 2016

2016年2月17日発売


ISBN 978-4-89775-346-1
定価1,760円(本体1,600円+税10%)


巻頭PHOTOレポート 医療連携を成功に導く方程式

再骨折予防サポートチームが活動しやすい環境を作る

◇新潟リハビリテーション病院の取り組み

特集

加齢性運動器疾患から健康寿命の延伸と介護予防を考える
2025年問題を見据えて

1 骨粗鬆症と介護予防をめぐって
Osteoporosis Japan PLUS 創刊にあたって ◎折茂 肇

2 ロコモティブシンドロームとロコトレ
転倒予防・骨折低減のための指導実践講座 ◎石橋英明

3 サルコペニアとフレイル
筋肉減少と身体・認知機能の低下が招く要介護状態の前段階 ◎小川純人

4 変形性膝関節症
予防は生活習慣改善、治療は筋力アップから ◎石島旨章

5 市民啓発活動の実践に向けて
地域の多職種・多施設連携がポイント ◎三浦雅一

特集2:多職種連携のキーパーソンに聞く!

骨粗鬆症マネージャー11名で「顔の見える連携」に取り組む 聖隷佐倉市民病院

骨粗鬆症マネージャーの本音トーク

OLSって何ですか? 骨粗鬆症リエゾンサービスと骨粗鬆症マネージャー

TOPIC

大腿骨近位部骨折発生率の推移 数字から読み解く骨粗鬆症診療の問題点

運動でめざす健康長寿

ウォーキング+筋トレで骨と筋肉を強くする ◎松井 浩

おいしいカルシウム食「乳和食」

ミルクマジックで目指せ!健康長寿 ◎小山浩子

チーム医療の現場拝見!

心不全患者のフレイルにHEARTチームで取り組む 健康ハート手帳で運動チェック
東北大学病院循環器内科の試み

医療従事者と介護スタッフと患者をつなぐ「健康サポート薬局」

地域ぐるみのサポート体制作りを目指して ◎宮原冨士子

骨粗鬆症の服薬指導

高齢の患者ほど効率よく治療できる ◎林 泰史

レポート:骨粗鬆症財団の啓発活動

第5回京滋骨を守る会/第19回精度よくDXAで骨量測定するための講習会

第22回(平成26年度)骨粗鬆症財団研究助成報告

予防的幹細胞投与によるステロイド性骨粗鬆症の次世代治療 ◎大下高志 他

骨粗鬆症由来の慢性疼痛を含めたADL 障害へ
ミノドロン酸水和物マンスリー製剤の投与効果に関する多施設前向き研究 ◎大鳥精司 他

ミトコンドリア酸化ストレスによる骨および骨格筋代謝制御機構 ◎清水孝彦

糖代謝異常が引き起こす骨脆弱化における筋肉・骨の臓器連関の役割の解明 ◎田村行識

関節リウマチの骨粗鬆症と骨微細構造、骨強度に対するデノスマブの効果 ◎馬渡太郎 他

第7回(平成26年度)旭化成研究助成プログラム(骨粗鬆症QOL研究)報告

重症骨粗鬆症患者における週1 回テリパラチド製剤の腰背部痛およびQOLに対する有用性に関する多施設前向き研究
◎中川 豪 他

骨粗鬆症性脊椎椎体骨折後1 年以内に連鎖して発生する脊椎椎体骨折の予防およびADL、QOLの改善にテリパラチドは有効か
◎鈴木伸幸

骨折の危険性の高いステロイド性骨粗鬆症を伴った関節リウマチ患者の QOLに対するテリパラチドもしくはビスホスホネートまたはデノスマブの投与効果
◎田中伸哉

骨粗鬆症性胸腰移行部脊椎椎体骨折へのテリパラチドによる保存療法の治療効果判定
—患者自記式アンケートを用いて—
◎辻 収彦

脊椎固定術に対するテリパラチド週1回投与製剤のQOL、骨量、骨質改善効果の検討
◎中尾慎一 他

サルコペニア肥満と骨粗鬆症 —運動機能とQOLへの影響—
◎飛田哲朗 他

骨粗鬆症由来の脊柱変形に対する矯正固定術前後のQOL評価—非手術例との比較
◎宮腰尚久 他

骨粗鬆症を有し手術を行った脊椎変性側弯症の固定隣接椎体骨折の患者QOLに与える影響と最適固定高位の検討
◎八木 満

第10回(平成26年度)リリー研究助成成果報告

地域住民における腰痛と膝痛・腰部脊柱管狭窄症の有病率とその関係について
—かつらぎstudy—
◎石元優々 他

巻末付録

骨粗鬆症治療薬一覧

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