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月刊「薬理と治療」誌掲載の論文紹介をはじめ,薬物治療や臨床試験に関する情報を提供するページです。
■治療学・バックナンバー■
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2008年 42巻 6号
認知症
早期診断・早期治療時代の幕開け
■ 序説
原因にはどのような疾患があるか
葛原茂樹
疫 学
浦上克哉
久山町スタディからみた認知症の背景因子と危険因子
清原 裕
遺伝素因
桑野良三
軽度認知機能障害(MCI)の概念と臨床的意味
朝田 隆
生活習慣と認知症
植木 彰
アルツハイマー病の非薬物療法
吉井文均
患者の権利擁護と社会的問題
成田有吾
【アルツハイマー病】
1)臨床診断と現時点での標準的治療
臼井樹子ほか
2)画像診断
松田博史
3)診断と治療のためのバイオマーカー
渡辺光法ほか
4)アミロイドイメージングと新しい画像診断法の開発
前田 純ほか
5)長期多施設縦断研究:ADNIとJ-ADNI
岩坪 威
レビー小体型認知症の新しい診断基準とその治療
小阪憲司
前頭側頭型認知症の臨床的特徴と診断・治療
松本直美ほか
特発性正常圧水頭症の診断と治療
森 敏
■ 診断のピットフォール
認知症の鑑別診断
和田健二ほか
■ 座談会
転換期のアルツハイマー病
―これまでの100年と今後
司会) 葛原茂樹 井原康夫 岩坪 威 本間 昭
■ 新しい治療
アルツハイマー病の免疫療法
田平 武
■ 症例
認知症解明に教訓的な剖検例
村山繁雄ほか
脳血管性認知症の3症例
―MRIによる画像診断
宇高不可思ほか
硬膜移植後クロイツフェルト・ヤコブ病の1剖検例:二次感染予防の観点から
佐村木美晴ほか
■ 治療の歴史
アルツハイマー病の治療薬
荒井啓行
■ DI室Q&A
転倒に注意すべき薬剤
大野能之