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■治療学・バックナンバー■

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2008年 42巻 5号
HIV/AIDS
流行と治療の現状と対策
■ 序説
HIVを取り巻く単純化と多様化

岩本愛吉
【流行の現状】
1)世界の動向

樽井正義
2)国内の動向

市川誠一
【抗HIV療法】
1)理解に必要なウイルスの基礎知識

小田原 隆
2)抗HIV療法ガイドライン

天野景裕
3)HIVの薬剤耐性検査と使い方

伊部史朗ほか
4)薬剤師の役割

宮崎菜穂子
5)関連する社会保障制度

石松昌也
6)HIV感染症の治療におけるチーム医療

白阪琢磨
【HIVと合併症】
1)「いきなりエイズ」にどう対処するか

今村顕史
2)背後に潜むHIVの発見

菅沼明彦
3)HIV・HCb?V重複感染症の治療

小池和彦
【HIVに対する防御】
1)細胞性免疫の役割

高橋秀実
2)中和抗体の役割

吉村和久ほか
3)動物AIDSモデルの研究はどこまで進んだか

武内寛明ほか
【感染拡大をどう止めるか】
1)公衆衛生の立場から:“エイズ対策”をやめよう

堀 成美
2)感染に脆弱な集団にどう予防介入するか:マイノリティ集団における一次予防,二次予防,三次予防のあり方を検証する

鬼塚哲郎ほか
3)陽性者の役割

長谷川博史
■ 新しい治療
インテグラーゼ阻害薬

志村和也ほか
融合阻害薬

潟永博之
■ 座談会
流行の把握と施策の重要性

司会)岩本愛吉 宮田一雄 生島 嗣 樽井正義
■ 症例
HIV・HBV共感染の2例

山元泰之
ニューモシスティス肺炎の3例

藤井 毅
悪性腫瘍を合併した3例

菊池 嘉
■ 治療の歴史
発展途上国における抗HIV治療

土屋菜歩ほか
■ DI室 Q&A
内服困難患者に対する抗HIV薬の投与

吉田 文ほか