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■治療学・バックナンバー■
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2010年 44巻 5号
間質性肺炎と肺線維症
パラダイムシフト後の臨床
■ 序説
間質性肺炎臨床の何が変化しているか
貫和敏博
■ 総説
【新規概念の展開】
1)ガイドラインと特発性間質性肺炎の考え方
杉山幸比古
2)肺小葉と間質性肺炎
海老名雅仁
3)特発性間質性肺炎の分類と問題点
井上義一
4)特発性肺線維症急性増悪:世界における認知
川村宏大ほか
5)テロメア遺伝子と特発性間質性肺炎
太田洋充ほか
6)小児間質性肺炎
瀬戸口靖弘
【臨床的新展開】
1)現状の治療と副作用対策
田口善夫
2)抗酸化薬,抗線維化薬
坂本 晋ほか
3)免疫抑制薬,抗肺高血圧薬
榎本紀之ほか
4)間質性肺炎の高分解能CT像
上甲 剛
5)非特異性間質性肺炎(NSIP)とは何か
谷口博之
6)間質性肺炎と発がん
橋本直純ほか
7)厚生労働省特定疾患臨床調査 個人票電子データの解析
坂東政司
■ 治療のピットフォール
薬剤性間質性肺炎−日本人における特性
萩原弘一
■ 新しい治療
特発性肺線維症急性増悪への新対応
鈴木 学ほか
■ 座談会
新しい時代に入った肺線維症治療
司会)貫和敏博 杉山幸比古 井上義一 吾妻安良太
■ 症例
血清中にSP-Dに対する自己抗体をみとめたamyopathic dermatomyositisの1患者
千葉弘文ほか
肺活量からみたピルフェニドン治療の奏効例
原田泰志ほか
■ 治療の歴史
特発性肺線維症臨床試験のエビデンス形成
大河内眞也ほか
■ DI室Q&A
間質性肺炎患者の薬物療法と感染予防
鈴木文子ほか