■治療学・バックナンバー■
2007年 41巻 6号
機能性腸障害
過敏性腸症候群とその類縁疾患群
■ 序説
機能性腸障害とは何か
福土 審
1.過敏性腸症候群
1)疫学
辻川知之
2)診断
野津 司
3)遺伝と遺伝子多型
水野資子
4)内臓知覚と中枢神経プロセシング
渡辺諭史
5)炎症性腸疾患との違い
松本誉之
6)消化管運動
相模泰宏
7)性差
塩谷昭子
2.過敏性腸症候群の治療
1)消化管運動機能改善薬
上田俊秀
2)向精神薬
遠藤由香
3)漢方
星野惠津夫
4)心理療法
松原 慎
3.機能性便秘と機能性腹部膨満
金澤 素
4.機能性腹痛症候群
金子 宏
■ 座談会
機能性腸障害診療の現状
司会)福土 審 三浦総一郎 田中 孝 千葉俊美
■ 治療のピットフォール
過敏性腸症候群との鑑別および治療が困難な症例
千葉俊美
■ 症例
診断および治療に難渋した慢性下痢の1症例
押谷伸英
Functional dyspepsiaと下部消化管症状の合併した2症例
三島優子
精神障害・人格障害を伴う1症例
永岡三穂
■ 治療の歴史
過敏性腸症候群(IBS)治療
佐々木大輔
■ 新しい治療
過敏性腸症候群の新しい治療薬
セロトニン受容体拮抗薬および刺激薬
松枝 啓
■ DI室Q&A
過敏性腸症候群治療とプロバイオティックス
鈴木文子
■ suggestion
unctional gastrointestinal disorders(FGIDs)和訳の問題点
中島滋美
お腹が痛いとき,腸はどう動いているか,説明できますか?」
財 裕明
日常診療における機能性ディスペプシア(FD)のとらえ方と対応
中田浩二
飲水超音波検査を用いた機能性ディスペプシアの病態解明
幡 有
プライマリ・ケアにおける機能性腸障害の診療と
保険医療制度の問題点
鳥居 明
過敏性腸症候群の診療と研究に対する私見
楠 裕明
プライマリケア医における機能性腸障害への対応
平塚秀雄
過敏性腸症候群(IBS)患者を診察するにあたって
鈴木 剛