■治療学・バックナンバー■
2007年 41巻 5号
マクロライド系抗菌薬
抗菌活性・適応から新作用まで
■ 序説
古くて新しい抗菌薬マクロライド
山口惠三
1.マクロライド系抗菌薬の基礎
1)抗菌スペクトル
八木澤守正
2)分類と構造・活性相関
森本繁夫
3)開発の動向
佐々木緊
4)体内動態と副作用
堀 誠治
2. マクロライド系抗菌薬の使い方
1)小児科領域
岩田 敏
2)耳鼻科領域
藤原啓次
3)呼吸器領域
奥村昌夫
4)消化器領域
瓜田純久
5)皮膚科領域
渡辺晋一
6)産婦人科領域
三鴨廣繁
7)歯科領域
金子明寛
3.マクロライド系抗菌薬の新作用
1)生体細胞に対する免疫調節
滝澤 始
2)細菌感染に対する免疫調節
門田淳一
3)ウイルス感染に対する免疫調節
山谷睦雄
■ 座談会
マクロライド系抗菌薬使用の現状と今後
司会)山口惠三 河野 茂 山中 昇 砂川慶介
■ 治療のピットフォール
わが国におけるマクロライド系抗菌薬耐性菌の問題
舘田一博
■ 症例
急性腎不全を合併したレジオネラ肺炎の1症例
加藤純大
マイコバクテリウム皮膚感染症の1症例
吉澤定子
Fitz-Hugh-Curtis症候群の2症例
島田長人
■ 治療の歴史
マクロライド系抗菌薬の少量長期投与療法
工藤翔二
■ 新しい治療
アジスロマイシン単回投与製材(AZM-SR)
柳原克紀
■ DI室Q&A
薬物誘発性QT延長症候群の副作用をもつ抗菌薬
小杉隆祥
■ suggestion
「自ら実施」すべきは「超音波検査」ではなくスメアである
本郷偉元
肺炎治療とマクロライド系抗菌薬
橋本正良
マクロライド系抗菌薬の内外事情
大利昌久