■治療学・バックナンバー■
2007年 41巻 4号
肝不全
探求が続く内科的治療ブレークスルー
■ 序説
肝不全の成因と治療の現況
坪内博仁
1. 急性肝不全
1)発症機序
持田 智
2)劇症肝炎とsystemic inflammatory response syndrome(SIRS)
三宅康広
3)治療戦略
滝川康裕
4)LOHF(遅発性肝不全)の治療戦略
山岸由幸
5)薬物による急性肝不全
石川哲也
6)小児
須磨崎亮
2.慢性肝不全
1)肝性脳症の発症機序と治療
村上啓雄
2)腹水の発生機序と治療
福井 博
3)栄養療法
加藤昌彦
4)肝肺症候群
勝田悌実
5)自己骨髄細胞投与療法の開発
寺井祟二
6)肝移植
菅原寧彦
■ 座談会
肝不全治療の現状と展望
司会)井廻道夫 坪内博仁 持田 智 森脇久隆
■ 治療のピットフォール
自己免疫性肝炎による劇症肝炎
阿部雅則
■ 症例
B型劇症肝炎の治療例
井上和明
妊娠中に発症したB型劇症肝炎
三方林太郎
顆粒球療法が有効であった重症アルコール性肝炎症例
吉澤 要
■ 治療の歴史
急性肝不全に対する血液浄化療法の変遷
神代龍吉
■ 新しい治療
組換えヒトHGFによる劇症肝炎の治療
井戸章雄
■ DI室Q&A<
バソプレシン受容体拮抗薬
木村昌行
■ suggestion
劇症肝炎治療地域ネットワーク構築の必要性
宮川 浩
生体肝移植におけるドナー手術
武冨紹信
肝性脳症の診断と治療における問題点
長谷部千登美
特発性細菌性腹膜炎の最新の診断法
村脇義和