■治療学・バックナンバー■
2007年 41巻 3号
DIC
病態解明とEBMの確立をめざして
■ 序説
DICの概念の変遷
矢冨 裕
DICの病態
大内 昌和
DICの鑑別診断
高橋 芳右
DIC診断基準の変遷と現況
和田 英夫
DICの臨床検査
松本 剛史
【病態別にみたDICの診断と治療】
1)感染症・敗血症
窓岩 清治
2)外傷
小倉 真治
3)固形腫瘍
岡本 好司
4)造血器腫瘍
青木 卓巳
5)肝疾患
手島 一陽
6)産婦人科領域
小林 浩
7)小児科領域
白川 嘉継
【DICの治療薬】
1)未分画ヘパリン
関 義信
2)低分子ヘパリン,ヘパラン硫酸
小嶋 哲人
3)合成プロテアーゼ阻害薬
真弓 俊彦
DICにおける補充療法:濃厚血小板・新鮮凍結血漿・ アンチトロンビン製剤
内山 俊正
■ 座談会
DICの診断・治療とその進歩
司会) 村田 満 東原正明 小池 薫 矢冨 裕
■ 治療のピットフォール
DICに対する線溶/抗線溶療法
門平 靖子
■ 症例
白血病に伴ったDICの1症例
金子 誠
外傷に伴ったDICの1症例
早川 峰司
敗血症に伴ったDICの1症例
川杉 和夫
■ 治療の歴史
わが国におけるDIC診療
辻 肇
■ 新しい治療
新しいDIC治療薬:生理的プロテアーゼインヒビター
久志本成樹
■ DI室Q&A
合成プロテアーゼ阻害薬使用時の注意点
大野能之
■ suggestion
DICの病態の多様性−その発現機序と対応する治療
岡嶋研二
APLのDICから考えること
佐藤伸二
DICの凝固活性化は治療すべきなのか?
内場光浩