■治療学・バックナンバー■
2007年 41巻 2号
CKD(Chronic Kidney Disease)
早期介入による一次予防の時代へ
■ 序説
いま腎臓病の重要性を世に問い直す
木村玄次郎
CKDの新しい概念と定義
松尾清一
糸球体濾過量推定式の問題点とわが国での基準案
今井圓裕
進行性腎障害:point of no returnの返上へ
柏原直樹
腎疾患の一次予防の重要性と検尿システム
渡辺 毅
CKDの疫学の日米比較
井関邦敏
CKDデータベース作成における24時間保冷蓄尿検査の重要性
前田憲志
末期腎不全原疾患の動向と今後の予測
金子佳賢
末期腎不全の地域差
本川正浩
心−腎連関のメカニズム
鈴木洋通
CKDと血圧日内リズム
福田道雄
CKDと心血管事故
伊藤貞嘉
透析患者の心血管事故
中村敏子
心疾患患者の予後決定におけるCKDの重要性
吉田明日香
■ 座談会
CKDをめぐって
司会)木村玄次郎 槇野博史 菱田 明
■ 治療のピットフォール
見逃されてきた虚血性腎症
坂口正芳
■ 症例
カプトプリル負荷によりアルドステロンが上昇した
腎血管性高血圧の1症例
今西政仁
脳卒中剖検例における腎動脈狭窄の症例
黒田せつ子
■ 治療の歴史
糖尿病性腎症に対する治療戦略の変遷と将来展望
羽田勝計
■ 新しい治療
RA系抑制における心−腎同時保護
西山 成
ADMA:心−腎連関を解く新しい分子標的
上田誠二
■ DI室Q&A
腎機能検査用薬イヌリード®注
長谷川信策
■ suggestion
日本におけるヒトES細胞研究の現状
菱川慶一
総合診療医の視点からみたCKDの診療
早野恵子
腎臓病における血管病変と期待されるその新しいモデル
坂口俊文