■治療学・バックナンバー■
2005年 39巻 2号
乳癌
生存率向上をめざした新たな展開
■ 序説
増え続ける乳癌−変わる診断と治療
大内憲明
■ 総説
乳癌の罹患率と死亡率
広瀬かおる
女性のライフスタイルと乳癌罹患のリスク
南 優子
乳癌の分子標的治療に向けたゲノム解析研究
三木義男
分子マーカーによる検査法の発展
片岡明美・森 正樹
乳癌のホルモン依存性
岩瀬弘敬
乳癌を見逃さないために−早期発見と治療方針の立て方−
中村清吾
【画像診断技術の進歩】
1) デジタルマンモグラフィ
大貫幸二
2) PET
遠藤啓吾
【治療の進歩】
1) 乳房温存手術
石田孝宣
2) 薬物療法
向井博文
3) 放射線療法
角藤芳久
家族性乳癌と遺伝カウンセリング
野水 整
マンモトーム生検の有用性
五味直哉・岩瀬拓士
これからの乳癌診療
中島一毅・園尾博司
■ 座談会
死亡率低減に向けての新たな展開
(司会)大内憲明 光山昌珠・平岡真寛
■ 新しい治療
組換えビフィズス菌製剤による腫瘍選択的治療
−BEST-CD療法−
藤森 実
■ 症例
FEC100-DOC75術前化学療法により病理学的完全奏効(pCR)を得た局所進行乳癌の1例
澤田祐香・佐治重衡
選択的アロマターゼ阻害薬による術前ホルモン療法により乳房温存療法を施行し得た1例
相原智彦
広範な扁平上皮化生を伴う硬化性乳頭腫と微小な非浸潤性乳管癌を合併した1例
坂元和宏・森谷卓也
■ 治療の歴史
乳癌治療
田島知郎
■ DI室Q&A
手足症候群を副作用にもつ抗悪性腫瘍薬
上西智子
■ suggestion
若年者乳癌における卵巣機能抑制と保持
増田慎三
再建乳房の整容性の定量的評価法
朝村真一・上石 弘
癌分子標的治療の転機?
西尾和人
絶妙な? 腫瘍マーカー利用法
宮内 充
癌治療におけるanti-tumor作用とpro-tumor反作用
戸井雅和
乳房温存手術と患者の意思決定
川口暢子