■治療学・バックナンバー■
2001年 35巻 6号
白血病
注目すべき遺伝子研究と新しい治療法
■ 序説
白血病診療のめざましい進歩
内山 卓
■ 総説
白血病における遺伝子異常
三谷絹子
血液腫瘍とゲノム解析
山下孝之
白血病における染色体異常の新しい検出法
井本逸勢・稲澤譲治
【白血病治療の現状と展望】
1)急性骨髄性白血病
一戸辰夫
2)急性前骨髄球性白血病
大西一功
3)急性リンパ性白血病
石川隆之
4)慢性骨髄性白血病
陣内逸郎
5)骨髄異形成症候群
松田光弘・金丸昭久
6)同種骨髄移植
永井謙一
7)同種末梢血幹細胞移植
島崎千尋
8)骨髄非破壊的同種移植(ミニ移植)
神田善伸・峯石 真
微小残存病変の検出と白血病の治療戦略
玉置広哉・杉山治夫
白血病の新しい分化誘導療法の開発
木崎昌弘
白血病における薬剤耐性の機構とその克服法
泉二登志子
■ 座談会
白血病の治療―現況と近未来の展望
司会)上田孝典 栗山一孝・直江知樹・平岡 諦
■ 新しい治療
白血病の分子標的療法:STI 571の登場
直江知樹
■ 症例
CAG療法が奏効したトリソミー21 myeloid/NK cell precursor
acute leukemia
菱澤方勝・大野辰治
自家末梢血幹細胞移植後無治療で経過良好な血管内リンパ腫
和気 敦・和泉洋一郎
ペントスタチンが著効した高度汎血球減少を呈する
ヘアリー細胞白血病の1例
杉本由香・沢田 仁
■ 治療の歴史
Ara-C
上田孝典
■ DI室Q&A
エトポシド投与時の漏出事故
尾崎淳子・乾 賢一
■ suggestion
抗癌薬の作用と細胞周期・アポトーシス
杉本耕一
悪性腫瘍に対する新薬の迅速な導入にはセンター病院の
基盤整備とともに病診連携の推進が不可欠
飛内賢正
FLT3とMLL遺伝子の両方のduplicationがみられる白血病
林 泰秀
臨床試験の難しさ
原田実根
適応外医薬品を用いた臨床試験の問題点
堀田知光
■ 不整脈Q&A
31) 不整脈薬物療法の現状 (1)
心房細動と心室性不整脈
新 博次