■治療学・バックナンバー■
2001年 35巻 7号
肺 癌
難治性の認識とその克服への課題
■ 序説
難治である肺癌治療を考える
貫和敏博
■ 総説
肺腺癌発癌機構のモデル解析
北村 均
新規肺非小細胞癌抑制遺伝子TSLC1
倉持雅己・村上善則
HGF拮抗遺伝子導入による抗腫瘍効果
前門戸任
肺癌治療前検査法の定型的全体像
山口正史・一瀬幸人
低線量ヘリカルCTによる肺癌スクリーニング
江口研二
微小肺癌に対する診断と治療戦略
小中千守
【肺癌治療法の現状】
1)外科療法の現状と新たな展開
中島 淳
2)非小細胞肺癌に対する化学療法
根来俊一
3)小細胞肺癌に対する化学療法
田村友秀
4)効果判定
渡辺裕一
5)緩和医療
−多様な病態進展への対応
本多章子・米田修一
6)日本における治療ガイドライン作成に向けて
有吉 寛
【肺癌の新規治療開発研究】
1)アデノウイルスベクターを用いた非小細胞肺癌のp53遺伝子治療
藤原俊義
2)COX-2阻害薬の応用
樋田豊明・高橋 隆
3)CTガイド下定位的放射線治療
浜 幸寛・植松 稔
■ 座談会
肺癌治療の現状と課題
司会)貫和敏博 加藤治文・福岡正博
■ 新しい治療
肺癌における分子標的治療の考え方
曽根三郎
■ 症例
頭痛を主訴として慢性の経過をたどった
肺腺癌による癌姓髄膜炎の1例
西條康夫
Large cell neuroendocrine carcinoma (LCNEC) の1症例
弦間昭彦
Caplan症候群の経過中に肺癌を合併した1例
中西洋一
■ 治療の歴史
肺癌治療法の歴史と新たな展開
川内伸哉・西條長宏
■ DI室Q&A
肺癌の適応をもつ抗腫瘍薬の薬物間相互作用
岸川幸生
■ suggestion
癌治療−最近の知見
岩崎吉伸
一律の薬剤投与量設定から個々に見合った投与量設定へ
下方 薫
癌化学療法副作用としての吃逆
滝口裕一