■治療学・バックナンバー■
2001年 35巻 5号
抗アレルギー薬
有用性と限界を見きわめる
■ 序説
抗アレルギー薬―その到達点と今後の展望
中川武正
■ 総説
【抗アレルギー薬の作用域】
1)マスト細胞
斎藤博久
2)好酸球
藤澤隆夫
3)T細胞
前田尚子・柳原行義
4)脂質メディエーター
稲垣直樹
【抗アレルギー薬のガイドラインでの位置づけ】
1)成人気管支喘息
森田 寛
2)小児気管支喘息
眞弓光文
3)アレルギー性鼻炎
沼田 勉・今野昭義
4)アトピー性皮膚炎
高路 修
【抗アレルギー薬をめぐる最近の話題】
1)粘液分泌と抗アレルギー薬
玉置 淳
2)気管支喘息での抗炎症作用
星野 誠
3)抗アレルギー薬併用療法
成島道昭・鈴木 一
4)鼻閉と脂質メディエーター阻害薬
大久保公裕
■ 座談会
抗アレルギー薬投与の実際
司会)中川武正 池澤善郎・岩田 力・遠藤朝彦
■ 新しい治療
モノクローナル抗IgE抗体
大田 健
■ 症例
吸入ステロイドへのプランルカストの上乗せ効果が認められた症例
泊 慎也・下田照文
スギ花粉症に対し初期療法が有効であった症例
嶽 良博・榎本雅夫
難治性顔面紅斑にサイトカイン阻害薬の効果が認められた症例
宮地良樹
食物アレルギーに抗アレルギー薬を使用した症例
山口公一・向山徳子
■ 治療の歴史
減感作からDNAワクチンへ
佐藤由紀夫
■ DI室Q&A
抗アレルギー薬の相互作用
高尾良洋
■ suggestion
花粉観測よもやま話
遠藤朝彦
ディーゼル排気粒子とダイオキシン
藤巻秀和
アレルゲンに関する研究の推進を
矢上 健