■治療学・バックナンバー■
1999年 33巻 12号
個体差と疾患
HLA,ゲノムの多型性と医療への応用
■ 序説
個体差を考慮した医療をめざして
岩本愛吉
■ 総説
【HLAに基づく個体差】
1)多型性の分子基盤
涌井美紀・徳永勝士
2)自己免疫疾患とHLA
大久保光夫・前田平生
3)HLAとHIV感染症
深田勝彦・滝口雅文
4)HLAと慢性C型肝炎
中村郁夫・井廻道夫
【ゲノム多型性に基づく個体差と疾患】
1)癌
新村和也・横田 淳
2)アルツハイマー病
山崎恆夫・井原康夫
3)血液疾患
東條有伸
4)血栓症
宮田敏行
5)生活習慣病−高血圧
勝谷友宏・荻原俊男
6)生活習慣病−糖尿病
谷澤幸生・岡 芳知
7)生活習慣病−高脂血症
原 眞純・塚本和久
8)生活習慣病−肥 満
益崎裕章・中尾一和
9)HIV感染症
塩田達雄
老化と個体差
星野洋一・永井良三
【個体差と治療学】
1)HLAと骨髄バンク
田中秀則・赤座達也
2)個体差をどう超えるか
別宮好文
3)薬物動態
澤田康文
■ 座談会
ゲノム情報と個体差
司会)岩本愛吉 十字猛夫・中村祐輔・鎌谷直之
■ 治療の歴史
血液型と輸血
高橋孝喜
■ DI室Q&A
免疫抑制薬の体内動態と個体差
厚見雅子
■ suggestion
稀少遺伝病の遺伝子診断サービスは誰が続けていくのか?
松原洋一
治療関連白血病と遺伝子多型性
直江知樹
ポジショナルクローニングの有用性と遺伝子診断・治療の問題点
小林圭子
EBウイルス感染症の診断
高田賢蔵
リンパ腫患者の経過観察中に着目すべき検査値:基準値内の異常値
川西慶一
総目次(vol.33 no.1〜12)
治療学/特集案内・次号予告