■治療学・バックナンバー■
2000年 34巻 1号
インフルエンザ
整備進む監視体制と期待の新薬
■ 序説
インフルエンザの問題点と対策
田代眞人
■ 総説
【インフルエンザの生態学】
1)インフルエンザの生態学と新型インフルエンザの出現機序
西藤岳彦
2)インフルエンザサーベイランス
谷口清州
3)ウイルスの進化と予測
鈴木善幸・五條堀孝
【インフルエンザウイルスの分子生物学】
1)ゲノム構造と感染増殖機構
小田切孝人
2)宿主域とレセプター特異性
喜田 宏
3)病原性
三林正樹・永田恭介
4)感染分子機構からみた治療薬開発の方向性
豊田哲也
【インフルエンザの臨床】
1)高齢者における問題点
柏木征三郎
2)インフルエンザ脳炎・脳症
森島恒雄
3)インフルエンザ心筋炎,心膜炎
北浦 泰
4)迅速診断
三田村敬子
5)アマンタジン
武内可尚
6)サイトカインと症状の修飾剤としての漢方療法
白木公康
【インフルエンザワクチン】
1)流行予測とワクチン株の選定
板村繁之
2)現行ワクチンの評価とその問題点
鈴木 宏
3)新型インフルエンザを想定したワクチン対策
葛西 健
■ 座談会
インフルエンザの診断と治療−新たな展開−
(司会)岡部信彦 松本慶蔵・菅谷憲夫
■ 症例
インフルエンザ脳症の剖検例
高橋三津雄
■ 新しい治療
ノイラミニダーゼ阻害薬
松本慶蔵
■ 治療の歴史
インフルエンザ流行史
中島節子・中島捷久
■ DI室Q&A
アマンタジンの体内動態と効果
小瀧 一
■ suggestion
抗ノイラミニダーゼ薬の薬効について
大内正信
「よくわからない発熱」(好中球減少時の発熱を含めて)考
青木泰子
■ FRONTIERS IN MEDICINE
心不全に関する二つの大規模臨床試験結果
−ELITE IIとBEST−から何を読みとるか
■ 不整脈Q&A
23)Sicilian Gambitにもとづく治療の実際(7)
心筋梗塞後の不整脈
笠貫 宏・伊藤明一