■治療学・バックナンバー■
1999年 33巻 2号
血管炎
病因論にもとづく治療の展望
■ 序説
血管炎症候群をめぐる最近の知見
橋本博史
■ 総説
血管炎症候群の病理学的分類の変遷
柴田雅彦・吉木 敬
血管炎の遺伝要因
−モデルマウスのゲノム解析−
能勢眞人
ウイルスと血管炎
宮澤正顕
血管炎における免疫異常
竹内 勤
血管炎症候群の臨床的分類
小林茂人
ANCA関連血管炎
−ANCAの病因的意義を中心に−
吉田雅治
【血管炎症候群の診断と治療】
1)結節性多発動脈炎
高崎芳成
2)アレルギー性肉芽腫性血管炎
中山久徳・猪熊茂子
3)Wegener肉芽腫症
武井正美・澤田滋正
4)巨細胞性動脈炎
吉田俊治
5)高安動脈炎
沼野藤夫
6)膠原病に伴う血管炎
佐藤慎二・三森経世
7)血管炎症性ニューロパチー
宮崎 泰・楠 進
血管炎に対する免疫抑制薬の副作用とその対策
山田 亮
■ 座談会
血管炎症候群をめぐる最近の知見および治療のガイドライン
(司会)安倍 達 中林公正・山本一彦
■ 症例
悪性関節リウマチの2症例
杉井章二・山田昭夫
皮膚生検にて早期に診断し得た皮膚型結節性多発動脈炎の1例
畠山 明・齋藤輝信
中枢神経障害を伴った結節性多発動脈炎の症例
鈴木憲明・長澤浩平
■ 新しい治療
血管炎症候群の実験的治療
沢田哲治
■ 治療の歴史
免疫抑制薬
井上哲文
■ DI室Q&A
薬剤性血管炎
岡崎千絵
■ suggestion
ANCA関連疾患−病像の多様性に関して
八田和大
SLEによる精神神経症状に対する向精神薬の投与
廣畑俊成
慢性関節リウマチにおけるステロイド療法
簑田清次
治療学/特集案内・次号予告