■治療学・バックナンバー■
1997年 31巻 12号
細菌毒素
活性・作用と病態の関連
■ 序説
細菌毒素研究について考えること
竹田美文
■ 総説
【細菌外毒素とその作用機序】
1)コレラ毒素およびコレラ様毒素
渡辺治雄
2)ベロ毒素,志賀毒素
飯島義雄・本田武司
3)黄色ブドウ球菌のエンテロトキシン
野田公俊
4)破傷風毒素
松田守弘
5)ボツリヌス毒素
小熊惠二
6)百日咳毒素
仁科博史・堅田利明
7)ジフテリア毒素
宍戸裕二・目加田英輔
8)黄色ブドウ球菌のTSST
野田公俊
9)連鎖球菌が産生する発熱性毒素
五十嵐英夫
トキソイドによる毒素疾患予防の現状
高山直秀
毒素性疾患に対する抗毒素療法
相楽裕子
エンドトキシンとその生理活性
横地 高志
エンドトキシンショックとその治療
浦 英樹・平田公一
■ 座談会
O157をめぐって
司会:岩本愛吉 竹田美文・相楽裕子・城 宏輔
■ 症例
腸管出血性大腸菌O157: H7感染後にHUS/TTPを発症した1例
大西健児
破傷風の症例
角田隆文
■ 新しい治療
細菌毒素の治療への応用
目崎高広・梶 龍兒
■ 治療の歴史
破傷風の治療−その歴史的考察−
海老沢 功
■ DI室Q&A
眼瞼けいれんの治療に用いるA型ボツリヌス毒素製剤
若林 雅人
■ suggestion
ピロリ菌の有毒株と無毒株
神谷 茂
現地の情報の生かし方
木村 幹男
我が国の Clostridium difficile 大腸炎は今?
中村 信一
■ 治療学 薬の使い方シリーズ
【COX-2選択的阻害薬】
薬物治療の現状と課題
齋藤 輝信
主な薬剤のプロフィールと作用予測
大橋 聖子
投与の実際と留意点
川合 眞一
■ 不整脈Q&A
11)高齢者における不整脈治療のポイントは
飯沼 宏之
総目次(vol.31 no.1〜12)
治療学/特集案内・次号予告