■治療学・バックナンバー■
1997年 31巻 11号
成人病の一次予防
病因解明からのアプローチ
■ 序説
成人病の一次予防へのアプローチ
寺本民生
■ 総説
【動脈硬化の一次予防】
1)粥状動脈硬化の発症機序
北 徹
2)プラーク構成細胞に対するアプローチ
村上 徹・山田信博
3)接着分子からのアプローチ
高橋知三郎・川原康洋
4)サイトカインからのアプローチ
金木達朗
【高血圧の一次予防】
1)本態性高血圧の発症機序と環境因子
久代登志男
2)血管作動性物質からのアプローチ
楽木宏実・荻原俊男
3)インスリン抵抗性からのアプローチ
東浦勝浩・島本和明
4)中枢神経系に対するアプローチ
廣岡良隆・竹下 彰
【糖尿病の一次予防】
1)IDDM の成因と一次予防
七里元亮
2)NIDDM の発症機序
春日雅人
3)インスリン受容体からのアプローチ
大澤春彦・牧野英一
4)細胞内シグナル伝達機構からのアプローチ
五十川陽洋・門脇 孝
【肥満の一次予防】
1)肥満の発症機序
松澤佑次
2)肥満細胞に対するアプローチ
武城英明・斎藤 康
3)中枢神経系に対するアプローチ
黒川 衛・坂田利家
【トピックス】
脂肪細胞の細胞生物学
肥田嘉文・河田照雄
■ 座談会
成人病の一次予防の現状と課題
(司会)大内尉義 福生吉裕・山田信博・安東克之
■ 新しい治療
アルツハイマー病治療薬
山西嘉晴・杉本八郎
■ 治療の歴史
ワクチン
岩本愛吉
■ DI室Q&A
肥満の薬物療法の現状と適正使用
清水孝子
■ suggestion
糖尿病患者増加はくい止められるか?
伊藤千賀子
2020年に向けての健康・医療ルールを
福生吉裕
Evidence-based Medicine にのっとった処方
石川欽司
多価不飽和脂肪酸の投与による肝硬変例のインスリン抵抗性の解除
渡辺明治
■ 治療学 薬の使い方シリーズ
α-グルコシダーゼ阻害薬
薬物治療の現状と課題
及川眞一
主な薬剤のプロフィールと作用予測
山田安彦
投与の実際と留意点
景山 茂
治療学/特集案内・次号予告