THERAPEUTIC RESEARCH(セラピューティック・リサーチ)
2006年 27巻 7号 目次
■ Opinion
急性期DIC基準への治療戦略
p1241-4
江口 豊
■ Opinion
服薬指導の現場
ー服薬コンプライアンスを高めるために
p1245
木津 純子
■ Roundtable
大腸癌標準化学療法の普及と定着
p1251-8
坂本 純一(名古屋大学大学院医学系研究科社会生命科学講座)他
■ Symposium:第70回日本循環器学会総会・学術集会ランチョンセミナー
「虚血性心疾患に対する硝酸薬のエビデンスを考える」
1. JACSS試験結果からみた硝酸薬の予後
p1265-76
坂本 知浩(済生会熊本病院心臓血管センター内科)
2. HIJAMI研究の結果からみた硝酸薬の有用性
p1277-87
小川 洋司(東京女子医科大学循環器内科)
■ Symposium:第2回メタボリックシンドローム研究会
【INFORMATION】
ベザフィブラートの非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)に対する改善効果
p1295-9
稲田 洋一(キッセイ薬品工業株式会社)他
【研究成果発表】
1. 脂肪由来セロトニンによる脂肪細胞分化とメタボリックシンドローム病態制御機構の解明
p1300-3
尾野 亘(国立病院機構京都医療センター展開医療研究部(現 京都大学医学部附属病院循環器内科))
2. 内臓脂肪特異的アディポサイトカインVaspin(visceral adipose tissue-derived serine protease inhibitor)のメタボリックシンドロームにおける意義
p1304-9
和田 淳(岡山大学医学部・歯学部附属病院腎臓・糖尿病・内分泌内科)他
3. メタボリックシンドロームにおける転写因子Retinoic acid receptor-related orphan receptor α(RORα)の関わり
p1310-4
末廣 正(高知大学医学部内分泌代謝・腎臓内科学)
4. 新規メタボリックシンドローム発症機構の解明
-ミトコンドリア由来活性酸素の関与とその制御-
p1315-8
西川 武志(熊本大学大学院医学薬学研究部代謝内科)
5. ヒスタミンH1レセプターの摂食リズムと肥満発症への関与
p1319-24
正木 孝幸(大分大学医学部生体分子構造機能制御講座内科学第一)
7. ヒトの疫学研究とモデル動物を用いた分子遺伝学的研究によるメタボリックシンドロームの成因の探索
p1325-9
後藤田 貴也(東京大学大学院医学系研究科臨床分子疫学)他
8. メタボリックシンドロームに対する食事の適正糖脂質比に関する検討
-特に成長ホルモンの関与についての検討-
p1330-3
宮下 洋(東邦大学医療センター佐倉病院内科)
9. 新しいメタボリックシンドロームの診断基準によるメタボリックシンドロームの出現頻度に関する調査
p1334-7
荒井 秀典(京都大学大学院医学研究科加齢医学)
10. 空腹時血清アポ蛋白B-48濃度測定の意義
-虚血性心疾患の新たな危険因子として-
p1338-41
山下 静也(大阪大学大学院医学系研究科内科学講座循環器内科学)
11. メタボリックシンドロームの病態における脂肪毒性の役割
p1342-6
島袋 充生(琉球大学医学部附属病院第二内科)
【特別講演】
PPARとメタボリックシンドローム
p1347-58
Bart Staels(Research group leader, Départment d'Athérosclérose, INSERM UR545,Institut Pasteur de Lille, and professor, Faculté de Pharmacie, Université de Lille II, Lille, France)
■ Symposium:第4回DPB・難治性気道疾患研究会
【一般演題】
1. 難治性緑膿菌気道感染に対しトブラマイシン大量吸入療法を行った気管支拡張症の3例
p1361-3
ヤナギ原 克紀(長崎大学医学部附属病院第二内科)他
2. マクロライド療法が無効であった難治性気道感染症に対するtiotropiumの使用経験
p1364-5
斉藤 好信(日本医科大学第4内科)他
3. 難治性気道炎症に対するアジスロマイシンの有用性に関する検討
p1366-9
高谷 久史(虎の門病院呼吸器センター内科)他
4. 気管支拡張像と肺気腫像を伴ったIIa型Usher症候群疑い兄弟例
p1370-4
見高 恵子(国家公務員共済組合連合会九段坂病院内科)他
5. 非結核性抗酸菌症(肺MAC症)手術例の検討
p1375-8
森本 耕三(日本赤十字社医療センター呼吸器内科)他
【特別講演】
びまん性肺疾患に対する肺移植
p1379-82
伊達 洋至(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 腫瘍・胸部外科)
■ 原 著
バルサルタン単独投与の降圧効果
p1385-92
池田 こずえ(済生会山形済生病院内科)
Differences in Femoral Artery Blood Velocity among Active, Inactive and Passive Recovery Modes Following Knee Extension and Flexion Exercise
p1393-1403
Tatsuhisa Takahashi (Department of Mathematical Information Science, Asahikawa Medical College)et al.