THERAPEUTIC RESEARCH(セラピューティック・リサーチ)
2004年 25巻 4号 目次
■ 座談会:日本人の上部消化管:第3回
なぜ日本では胃潰瘍と十二指腸潰瘍の比率が欧米と逆なのか
p757-62
千葉 勉(京都大学大学院医学研究科消化器内科学)他
■ Symposium:第1回PDE III阻害薬研究会
【一般演題】
I.心筋イオンチャネル電流と収縮張力に対するPDE III阻害薬シロスタゾールの作用
p767-72
清末 達人(西南女学院大学保健福祉学部栄養学科)
II.徐脈性不整脈に対するPDE III阻害薬Cilostazolの使用経験
p773-7
高橋 尚彦(大分大学医学部生体分子構造機能制御講座(内科学第一))
III.PDE III阻害薬シロスタゾールの抗徐拍作用と有用性の検討
p778-83
丸山 徹(九州大学健康科学センター)他
【特別講演】
Brugada症候群の薬物治療
p784-8
土谷 健(博愛会病院)
■ Symposium
日常臨床にエビデンスをどう活用するか-冠疾患のEBMを検証する
(釧路市医師会・釧路国医師会生涯教育講座)
p791-801
住吉 徹哉(榊原記念病院副院長・循環器内科)
■ Symposium:GERD研究会第8回学術集会
【Session I】
1.内視鏡陰性GERDの病態生理に関する臨床的検討
p807-11
早川 俊彦(愛知医科大学医学部消化器内科)他
2.重症型逆流性食道炎の臨床像とその病態-合併症と難治化の要因-
p812-6
眞部 紀明(広島大学医学部・歯学部附属病院光学医療診療部)他
3.色素内視鏡によるBarrett's surveillanceの検討
-crystal violetおよびmethylene blueの対比-
p817-21
天野 祐二(島根大学医学部附属病院光学医療診療部)他
4.円柱上皮化食道におけるmalignant potentialの検討
p822-5
佐藤 祐一(新潟大学大学院医歯学総合研究科消化器内科学)他
5.GERD治療の長期経過
-地域医療の現場での5年間のprospective study-
p826-31
宮本 真樹(県立広島病院総合診療科)他
6.GABAB agonist(baclofen)の胃食道逆流症に対する治療効果の検討
p832-6
川原 央好(大阪府立母子保健総合医療センター小児外科・小児科)他
7.PPIによる逆流性食道炎の初期治療における薬剤代謝酵素CYP2C19遺伝子多型の影響に関する検討
p837-43
川村 昌司(東北大学医学部消化器病態学)他
8.CYP2C19遺伝子多型のLansoprazoleによるGERD治療への影響
p844-9
古田 隆久(浜松医科大学第一内科)他
【Session II】
疫学調査中間報告
p850-3
神津 照雄(GERD研究会疫学調査Study委員長・千葉大学医学部附属病院光学医療診療部)他
【Session III】
逆流症食道炎の病因
-食道上皮細胞の観点から-
p854-63
Roy C. Orlando(Tulane University Medical, New Orleans LA, USA)
監訳:寺野 彰(獨協医科大学医学部消化器内科)
■ 原 著
T型Ca拮抗薬(塩酸エホニジピン)の血圧,心拍数および心機能に及ぼす影響
p875-82
小牧 伸一郎(こまき内科循環器科クリニック)他
全身性強皮症の難治性胃食道逆流症に対するプロトンポンプ阻害薬の臨床評価
p883-6
川口 鎮司(東京女子医科大学附属膠原病リウマチ痛風センター)他
Functional Dyspepsia(FD)症例における血中グレリン測定の意義
p887-8
阿部 浩子(東京警察病院消化器センター内科)他