THERAPEUTIC RESEARCH(セラピューティック・リサーチ)
2002年 23巻 7号 目次
■ Opinion
EBM実践のための臨床試験論文の読み
p1287-94
折笠 秀樹(富山医科薬科大学臨床統計学)
■ Symposium:第14回腎と脂質研究会
【特別講演】
リポ蛋白代謝と疾患
-過酸化脂質の面から-
p1301-4
及川 眞一(日本医科大学第三内科)
【ランチョンセミナー】
日本人の肥満と高脂血症と糸球体傷害
p1305-9
竹林 茂夫(福岡大学医学部第二病理学教室)他
【一般演題】
1.eNOS遺伝子多型性,アポE遺伝子多型性と糖尿病性腎症進展との関連性についての検討
p1310-2
浅木森 幸晃(広島大学医学部第二内科)他
2.糖尿病性腎症とアポE遺伝子多型に関する研究
p1313-6
斉藤 美恵子(川崎医科大学糖尿病内分泌内科)他
3.糖尿病性腎症に伴う動脈硬化促進性リポ蛋白変化
p1317-8
木本 栄司(大阪市立大学大学院医学研究科代謝内分泌病態内科学)他
4.Effect of Simvastatin on Apoprotein B-Containing Lipoproteins in Patients with Diabetic Nephropathy
p1319-21
Tsutomu Hirano(First Department of Internal Medicine, Showa University, School of Medicine), et al.
6.SHCラットにおけるNK-104の腎障害進行抑制効果
p1322-3
梁 向明(和歌山県立医科大学第三内科)他
7.高脂血症を有する慢性糸球体腎炎患者におけるHMG-CoA還元酵素阻害薬の効果
p1324-6
金井 英俊(九州大学大学院医学研究院病態機能内科学)他
8.腎コレステロール塞栓症(Renal Cholesterol Embolism)剖検例の臨床病理学的検討
p1327-8
金綱 友木子(東京慈恵会医科大学柏病院病理部)他
9.ステロイド治療により「LCAT欠損」が改善したネフローゼ症候群の1例
p1329-30
佐藤 博(東北大学医学部附属病院腎高血圧内分泌科)他
10.糸球体内に多数の泡沫細胞がみられた高脂血症合併ネフローゼ症候群の1例
p1331-2
明石 好弘(キナシ大林病院内科)他
11.透析患者の血清脂質,LDLサイズ,高感度CRPに及ぼすアトルバスタチンの効果
p1333-5
池尻 礼子(昭和大学医学部第一内科)他
12.各種スタチンの長期使用に伴う腎機能などに与える影響に関するコホート的検討
p1336-9
富井 桃子(共立薬科大学薬物治療学講座)他
13.HMG-CoA還元酵素阻害薬投与患者における筋原性酵素上昇の検討
p1340-3
衛藤 聡(福岡大学医学部第四内科)他
14.高トリグリセリド(TG)血症と低βリポ蛋白血症を呈したIgA腎症の1例
p1344-6
上杉 憲子(福岡大学医学部病理学)他
15.オスミウム酸後固定のパラフィン包埋標本における脂質観察
p1347-9
望月 静枝(東北大学医学部附属病院病理部)他
16.Fcレセプターγ鎖ノックアウトマウスに誘導されたChronic Graft-versus-Host Diseaseはリポ蛋白糸球体症を惹起する
p1350-2
金丸 裕(順天堂大学医学部腎臓内科)他
17.ネフローゼ(NS)患者における末梢全血のIL-12刺激によるIFN-γ産生能へのTGF-βと酸化LDLの関与の検討
p1353-4
渡部 仁美(大阪赤十字病院腎臓内科)他
18.マウス培養ポドサイトに対する原発性FSGS患者血漿の影響
-cDNAアレイシステムを用いた検討-
p1355-7
服部 元史(東京女子医科大学腎臓小児科)他
19.小児CAPD患者における脂質異常の特徴
p1358-60
田中 百合子(大田原赤十字病院小児科)他
21.遮光血液透析は透析中の過酸化脂質の増加を抑制する
p1361-3
高田 健治(筑波学園病院腎臓内科)他
22.難治性ネフローゼ症候群を呈し,LDL吸着療法およびフェノフィブラートの併用が有効であったループス腎炎の1例
p1364-6
渋谷 正樹(愛媛県立中央病院腎臓内科)他
23.エリスロポエチン不応性貧血を呈したLCAT欠損症血液透析症例に対し新鮮凍結血漿輸注が著効した1例
p1367-70
星野 純一(虎の門病院腎センター内科)他
■ Symposium:第16回赤城循環器フォーラム
1.心臓移植手術および補助人工心臓装着術とその周術期管理
p1373-82
笹子 佳門(りんくう総合医療センター市立泉佐野病院心臓センター)他
2.心移植後の慢性拒絶反応について
p1383-91
布田 伸一(東京女子医科大学附属第二病院内科)
3.心移植後患者の心臓リハビリテーション
p1392-1403
後藤 葉一(国立循環器病センター心臓血管内科)
■ Symposium:第3回侵襲と生体反応研究会
【I.内因性生理活性物質の新知見】
1.ウリナスタチンノックアウトマウスの作製と解析(続報)
p1407-11
森下 英昭(持田製薬株式会社総合研究所)
2.PI活性測定によるUTI補充療法の評価
p1412-6
佐伯 昇(広島大学医学部麻酔・蘇生学)他
3.エンドトキシン投与ラットにおけるUTIの微小循環障害改善効果
p1417-21
射場 敏明(順天堂大学医学部附属浦安病院外科)
【II.侵襲学における新しい展開】
1.手術侵襲とサイトカイン産生
p1422-6
岡 正朗(山口大学医学部先端分子応用医科学消化器・腫瘍外科学)
2.手術侵襲と癌転移
-実験モデルより-
p1427-31
石田 秀行(埼玉医科大学総合医療センター外科)
3.救急領域における遺伝子治療の可能性
p1432-6
真弓 俊彦(名古屋大学医学部附属病院救急部集中治療部)他
■ Symposium:第18・19回埼玉不整脈ぺーシング研究会
【第18回・一般演題】
多型心室性頻拍を呈したマルファン症候群の1症例
p1439-41
高瀬 凡平(防衛医科大学校第1内科)他
発作性心房細動にピルジカイニドを投与し,ST上昇とT波alternanceを認めた1症例
p1442-5
内藤 直木(済生会川口総合病院循環器科)他
Repetitive monomorphic VTに伴い発症した頻拍誘発心不全の1例
p1446-9
石澤 宗純(埼玉医科大学総合医療センター第3内科・循環器科)他
頻拍の持続により心不全を来たしたためカテーテルアブレーションを施行した,洞機能障害を合併した房室結節性リエントリー性頻拍症の超高齢者の1例
p1450-3
布田 有司(埼玉県立循環器・呼吸器病センター循環器内科)他
ピルジカイニド投与後に1:1房室伝導の心房粗動が出現して症状の増悪を認めた1症例
p1454-7
宮永 哲(埼玉県立循環器・呼吸器病センター循環器内科)他
Focal Afに対してカテーテルアブレーションを施行した1例
p1458-62
土信田 伸夫(草加市立病院循環器科)他
【特別講演】
心房細動の薬物+非薬物療法
p1463-7
平尾 見三(東京医科歯科大学循環器内科)
【第19回・一般演題】
発作性心房粗細動を伴う洞不全症候群に対し,三尖弁下大静脈間峡部線状焼灼,バッハマン束ぺーシングおよび抗不整脈薬の併用療法を施行した1症例
p1468-71
布田 有司(埼玉県立循環器・呼吸器病センター循環器内科)他
抗不整脈薬併用療法中にwide QRS波形の出現頻度が増し,pseudo VTに至った心房細動の1例
p1472-5
柴 正美(済生会川口総合病院循環器科)他
【特別講演】
Pacing Therapy for Congestive Heart Failure and Atrial Fibrillation
p1476-7
David L. Hayes(Mayo Clinic Cardiology Department, Rochester, Minnesota)
■ 原 著
非糖尿病性腎障害患者に対する1日1回型ニフェジピン徐放性製剤の有用性
p1481-6
長場 泰(北里大学医学部内科)他
糖尿病性早期腎症に対するプロブコールの有用性の検討
p1487-95
佐野 浩斎(東京慈恵会医科大学内科学講座糖尿病・代謝・内分泌内科)他