THERAPEUTIC RESEARCH(セラピューティック・リサーチ)
2002年 23巻 3号 目次
■ 今月の話題
緩和医療におけるEBMの必要性
p273-281
瀬戸山 修(LSPクリニカルサイエンス研究所)
向山 雄人(東京都立豊島病院緩和ケア科・腫瘍内科)
■ Symposium:第13回日本脳循環代謝学会総会ランチョンセミナー
「新世紀の急性期脳梗塞診療を考える」
1.Diffusion/Perfusion MRIによるProgressing Strokeの予測は可能か?
p288-292
五十嵐 博中(日本医科大学第二内科学教室)
2.Acute Ischemic Stroke Therapies
p293-6
Frank M. Yatsu(University of Texas-Houston Medical School, Houston, Texas, USA)
■ Symposium:第1回B-blocker研究会
1.慢性心不全の臨床疫学
-拡張不全の重要性-
p299-302
筒井 裕之(九州大学大学院循環器内科学)
2.心不全治療の新しいアプローチ
-臨床試験で得られた多くのエビデンスを実際の臨床に活かすことは挑戦である-
p303-8
Norman Sharpe(The University of Auckland, New Zealand)
■ Symposium:第19回東京不整脈シンポジウム
【講 演】
1.改めてEBMを考える
p319-26
山崎 力(東京大学大学院医学系研究科薬剤疫学講座)
2.抗不整脈薬による心房細動の停止再発予防
p327-32
新 博次(日本医科大学多摩永山病院内科)
【症例呈示】
1.I群抗不整脈薬で心房周期長の延長とともに心拍数が急増した心房粗動と心房細動例
p337-43
岩崎 洋一(獨協医科大学越谷病院循環器内科)他
2. 持続性心房細動にカテーテルアブレーションと薬物の併用が著効した1例
p344-54
箕浦 慶乃(昭和大学医学部第三内科)他
3.心房細動の除細動不成功4年半後に心不全にて入院した1例
p355-64
住田 晋一(横浜市立大学医学部第二内科)他
■ Symposium:第27回東海ペースメーカー研究会
1.カテーテルアブレーションがペースメーカーに与える影響について
p367-71
辻 晶(愛知医科大学附属病院臨床工学技士)他
2.ペースメーカー植込み患者に及ぼす携帯電話の影響
p372-5
須賀 幾(埼玉医科大学循環器内科)他
3.電池寿命に及ぼすペーシングパラメーターの影響
p376-8
早稲田 勝久(愛知医科大学医学部循環器内科)他
4.発作性心房細動の薬物治療を契機としてBrugada症候群と診断された1例
p379-81
久保田 知希(県立岐阜病院循環器科)他
5.Brugada症候群においてプログラム電気刺激ガイドによる植込み型除細動器の適応決定は可能か?
p382-5
森島 逸郎(大垣市民病院循環器科)他
6.DDDペースメーカー植え込み後に対する僧帽弁ならびに三尖弁輪形成,maze手術を施行した1例
p386-8
渡邊 孝(静岡済生会総合病院心臓血管外科)他
7.発作性心房細動の抑制に冠静脈洞開口部近傍の心房中隔ペーシングが奏効した1例
p389-92
大島 覚(静岡済生会総合病院循環器内科)他
8.新しいペーシングアルゴリズムを用いた心房細動の予防
p393-5
水谷 登(愛知医科大学医学部循環器内科)他
■ Symposium:第4回GAS研究会
I-1. 13C-octanoic acid呼気試験による胃排出能および吸収能の検討
p399-400
神谷 武(名古屋市立大学医学部第三内科)他
I-2. 13Cオクタン酸呼気試験と放射線不透過マーカー法による胃排出能検査の検討
p401-3
今村 祐志(愛知医科大学医学部内科学教室)他
I-3.13C呼気試験による胃排出能測定
-gastrointestinal accommodationの視点から-
p404-6
財 裕明(東海大学医学部消化器内科)他
I-4.インピーダンストモグラフィ法 (APTシステム) による胃排出能の検討
p407-8
鈴木 康史(名古屋大学医学部第二内科)他
II-1.複合的質問票を用いたNUDの心身医学的側面とその分類別評価
p409-10
富永 和作(大阪市立大学大学院医学研究科消化器器官制御内科学)他
II-2.送気刺激による胃緊張変化とFD自覚症状の関連
p411-2
小貫 純一(山本医院)他
II-3.体外式超音波検査を用いたfunctional dyspepsia患者におけるクエン酸モサプリド投与前後の胃十二指腸運動機能評価-第2報-
p413-5
楠 裕明(広島大学医学部第一内科)他
III-1.排便反射におけるクエン酸モサプリドの関与
p416-9
島谷 英彦(奈良県立医科大学第一外科学教室)他
III-2.モルモット結腸蠕動運動に対するクエン酸モサプリドおよび一酸化窒素合成阻害薬の影響
p420-2
大和 滋(国立国際医療センター消化器科)他
III-3.SITZMARKSを用いた神経障害児の消化管通過動態の検討
p423-5
遠藤 由香(東北大学医学部心療内科)他
IV-1.ストレス負荷による消化器愁訴と胃電図の関連
p426-7
河野 俊彦(自衛隊阪神病院内科)他
IV-2.ウエーブレット変換の胃電図解析への応用
p428-31
井出 政芳(知多厚生病院内科)他
IV-3.Globus Sensation and Laryngopharyngeal Reflux
p432-7
Tomohiko Shimatani(Department of General Medicine, Hiroshima University Hospital)
V-2.胃部分切除後の消化管運動機能障害
p438-40
達富 祐介(東京大学医学部胃食道外科)他
V-3.胃切後消化吸収障害における食物・胆汁排泄時相の検討
-胃排泄・肝胆道シンチ同時施行による病態の把握-
p441-4
武藤 綾子(金沢大学医学部附属病院内科)他
【特別講演】
GERDの最近の知見と治療
p445-50
春間 賢(川崎医科大学内科学消化器II)
■ 原 著
強心剤持続点滴の離脱時におけるピモベンダンの使用経験
-心臓手術後を中心に-
p455-9
朴 昌禧(医仁会武田総合病院心臓血管外科)
アトルバスタチンの使用経験
p461-5
石岡 達司(宮本整形外科病院)他
ICU管理中の原因不明な高ビリルビン血症に対する胆嚢収縮剤Ceruletidの及ぼす影響
p467-73
石井 耕司(東邦大学医学部第二内科)他