THERAPEUTIC RESEARCH(セラピューティック・リサーチ)
2001年 22巻 増刊1号 目次
Session I:ヒスタミン代謝・ヒスタミン受容体
1. マスト細胞からのヒスタミン開口放出およびTNF-α遊離を制御する低分子量G蛋白質RhoファミリーとそのDownstreamシグナルの解析
s13-8
伊藤 由佳(広島大学医学部総合薬科学薬効解析科学講座)他
2. ヒスタミンH1受容体量とシグナル伝達の相関性およびプロテインキナーゼCによる受容体Up-regulation
s19-24
金山 幸治(徳島大学薬学部薬理学教室)他
3.ヒトヒスタミンH2受容体のPolymorphism A649→Gの機能解析
s25-7
福嶋 康之(東京大学医学部消化器内科)他
4.マクロファージコロニー刺激因子(M-CSF)によるIgE依存性ヒスタミン放出因子(HRF)の誘導とその病態生理学的役割
s28-31
近藤 和美(徳島大学医学部栄養生理学)他
Session II:酸分泌
1.犬におけるワインの胃酸分泌促進機序について
s37-40
月見 泰博(京都薬科大学応用薬理学教室)他
2.ヒスタミンH2受容体拮抗薬の静脈内投与による胃粘膜pHに及ぼす影響
s41-7
梅垣 英次(大阪医科大学第二内科)他
4. プロトンポンプαサブユニットN端のリン酸化についての検討
s48-51
斉藤 寿仁(東京女子医科大学第二病院内科)他
5. 分離壁細胞を用いた酸分泌機構における種差の検討
s52-4
斉藤 栄一(東京大学医学部第三内科)他
Session III:H. pylori 1
1. Hp感染Mongolian Gerbil胃底腺における壁細胞の形態学的変化-3H-cimetidine結合部位との関連-
s59-63
中村 正彦(北里研究所基礎研究所)他
2. The Mechanism of Hypochlorhydia in Helicobacter pylori-associated Enlarged Fold Gastritis-Ultrastructural Analysis in parietal cells-
s64-72
Yoko Murayama(Department of Internal Medicine and Molecular Science, Graduate School of Medicine, Osaka University), et al.
3. Helicobacter pylori除菌後の腸上皮化生粘膜と非腸上皮化生粘膜における上皮細胞増殖率
s73-7
佐藤 貴一(自治医科大学消化器内科)他
4. H. pylori除菌による胃粘膜萎縮の回復について-形態,酸分泌および組織学的側面からの検討-
s78-83
関根 仁(東北大学医学部消化器病態学)他
5 H. pylori(Hp)除菌治療後における非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)起因性胃潰瘍病態の変化
s84-7
谷中 昭典(筑波大学臨床医学系消化器内科)他
Session IV:H. pylori 2
1. 茶葉ポリフェノール(カテキン)の消化管ホルモンおよびHelicobacter pylori除菌に及ぼす影響
s93-7
松井 輝明(日本大学医学部第三内科)他
3. Helicobacter pylori感染 後のスナネズミの胃粘膜における血流量,胃内pHおよび胃粘膜の組織学的変化
s98-103
宮崎光二セバスチャン(熊本大学医学部臨床検査医学)他
4. 胃液より抽出したDNA中のHelicobacter pylori cag PAI遺伝子のdelationと各種胃疾患との関連について
s104-12
河村 修(群馬大学医学部第一内科)他
Session V:H. pylori 3
3.Helicobacter pylori Water Extractによる血管内皮細胞の細胞増殖能およびApoptosisへの影響
s117-9
黒澤 明彦(順天堂医学部消化器内科)他
5.スナネズミモデルを用いたH. pylori感染とNSAIDの相互作用におけるCOX-2蛋白の役割
s120-3
二神 生爾(日本医科大学第三内科)他
Session VI:粘膜傷害・修復
1. 実験的急性逆流性食道炎に及ぼすプロスタグランジンのCytoprotective Effects
s129-3
矢野 文章(東京慈恵会医科大学外科)他
2. 虚血-再灌流誘発胃粘膜傷害におけるヒスタミンの役割-in vivoマイクロダイアリシス法による検討(II)-
s134-7
北野 雅之(鳥取大学医学部臨床薬理)他
3.ラット胃粘膜傷害におけるReg遺伝子の発現調節に関する検討
s138-41
数森 秀章(島根医科大学第二内科)他
4.急性胃粘膜傷害の治癒過程におけるラット胃粘液変動に関する免疫組織化学的検討
s142-3
池澤 智明(北里大学医学部消化器内科)他
5.ラット潰瘍性大腸炎モデルにおける肥満細胞の関与
s144-50
杉本 幸雄(岡山大学薬学部薬物作用解析学)他
Session VII:消化管粘膜細胞
1. 胃粘膜上皮細胞におけるPPARの発現とその意義
s157-9
小嶋 和夫(獨協医科大学消化器内科)他
2. 胃粘膜上皮組織における胎児新生児型酸性プロテアーゼ遺伝子の発現変化に関する検討
s160-4
一瀬 雅夫(和歌山県立医科大学第二内科)他
3. Rat胃ECL細胞のPancreastatin分泌について
s165-7
木村 恵三(名古屋大学医学部第一外科)他
5. 十二指腸潰瘍におけるCyclin Dependent Kinase 4(cdk4)の発現
s168-70
二木 修司(東京医科大学第四内科)他
【Session VIII:その他】
1. 肝動脈塞栓術(TAE)および抗癌剤動注療法(TAI)の胃電図に及ぼす影響
s175-7
永田 夏織(産業医科大学)他
2. 幽門側胃切除後の食道,LES圧機能の検討
s178-82
芳賀 紀裕(群馬大学医学部第一外科)他
3. 血小板減少を伴った急性間歇性ポルフィリン症にシメチジンが有効であった1例
s183-6
西村 秀司(東京警察病院消化器センター内科)他
Session IX:99年度ヒスタミンレセプター賞受賞記念講演
1. 潰瘍学の流れ
s191-5
川野 淳(大阪大学医学部保健学科病態生体情報学)
2. 大腸癌とシクロオキシゲナーゼ(COX)-2
s196-9
佐久間 和弘(獨協医科大学消化器内科)他
【特別講演】
ヒスタミン研究の流れと展望
s203-6
岡部 進(京都薬科大学応用薬理学教室)