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こどもEBM ~自分で考える頭を作る本~
ISBN:978-4-89775-521-2 C8047
定価 2,420円(本体2,200円+税10%)
名郷 直樹 著
B5変型判(18.2 cm×20.6 cm) 176頁
2026年9月26日発売
だまされない。流されない。
自分で考える力は,一生の宝物になる。
「EBM(Evidence-Based Medicine)」とは,「根拠にもとづく医療」のことです。信頼できる研究結果をもとに,患者さんの希望や価値観などを大切にしながら,最善の治療法を選ぶ考え方で,今では世界中で使われています。この考え方は医療だけでなく,勉強や身のまわりの問題を考えるときにも役立ちます。
本書は,医学知識を学ぶためだけの本ではありません。現代の子どもたちは,インターネットやSNS,AIなど,さまざまな情報に囲まれて暮らしています。そうしたなかで,EBMの考え方を通して,情報をうのみにせず,自分で調べ,考え,判断する力を育てることを目指した学習読み物です。
著者が小学生のころに経験した,教科書とは異なる結果が出た実験や,手洗いの効果を示したゼンメルワイスの研究,研究不正などの実例から,「正しそうな情報をそのまま信じない」ことの大切さを学びます。さらに,問題を明らかにする,情報を集める,情報が信頼できるかを確かめる,実際に使う,振り返るというEBMの5つのステップを,身近な例を交えながら解説します。
後半では,かぜ薬,ワクチン,白血病,ニキビ,食事,運動,難病の治療などを題材に,実際の医学研究をもとに「どう調べ,どう考え,どう判断するか」を読者と一緒に実践します。EBMにまつわるコラム「ナゴー先生の寄り道」も,18篇収録しています。
本書の特徴
■ 目 次 ■
- まえがき
- イントロダクション
- えぇー! 実験結果が教科書とあわない!? ~ナゴー先生の小学校時代の経験~
- エビデンスってなに?
- 手洗いはどのくらい効果があるの?
- 世の中には悪い人がいる!?
- 人はとにかくまちがえる
- 第1章 エビデンスとEBM
- みなさんは一人で勉強するときどうしていますか?
- 卒業してからでも役にたつ! 勉強「方法」の重要性
- 超基本! EBMの5つのステップ
- 「正しい」と「まちがい」はどこで分かれているのだろう?
- ひょっとして,学校の先生もまちがえる!?
- 正しい情報を「使う」ためには
- 第2章 EBMを実践する
- ステップ ①「問題を明らかにする」を深める
- ステップ ②「情報を集める」を深める
- ステップ ③「情報の正しさを吟味する」を深める
- ステップ ④「情報を実際に正しく利用する」を深める
- ステップ ①~④を反省する
- 第3章 いろいろな問題にEBMで取り組んでみよう!
- かぜ薬をどう使うか?
- ワクチンを受けるかどうか?
- 子どもの重い病気,長くわずらう病気
- 日常の身近な問題
- 一生ベッドの上で暮らす子どもたち
- 参考文献
- EBM用語集






