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親子でなっとく! 情報をかいぼう! こどもEBM ~自分で考える頭を作る本~

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9/26発売予定・予約受付中

親子でなっとく! 情報をかいぼう!
こどもEBM ~自分で考える頭を作る本~

ISBN:978-4-89775-521-2 C8047
定価 2,420円(本体2,200円+税10%)

名郷 直樹 著

B5変型判(18.2 cm×20.6 cm) 176頁
2026年9月26日発売

著者について

1986年自治医科大学医学部卒業。へき地医療に従事した後,2011年に西国分寺で「武蔵国分寺公園クリニック」を開業。現在は特別養護老人ホームの配置医として週休5日の生活。
おもな著書に,『ステップアップEBM実践ワークブック』(南江堂 2009),『名郷先生,臨床に役立つ論文の読み方を教えてください!』(日本医事新報社2025),『医学の真実,教えますから広めてください』(ライフサイエンス出版 2018),『いずれくる死にそなえない』(生活の医療 2021)など。EBMが日本に導入された当初から,EBMの教育・普及活動を続けている。

だまされない。流されない。
自分で考える力は,一生の宝物になる。

イラスト illust

 「EBM(Evidence-Based Medicine)」とは,「根拠にもとづく医療」のことです。信頼できる研究結果をもとに,患者さんの希望や価値観などを大切にしながら,最善の治療法を選ぶ考え方で,今では世界中で使われています。この考え方は医療だけでなく,勉強や身のまわりの問題を考えるときにも役立ちます。

 本書は,医学知識を学ぶためだけの本ではありません。現代の子どもたちは,インターネットやSNS,AIなど,さまざまな情報に囲まれて暮らしています。そうしたなかで,EBMの考え方を通して,情報をうのみにせず,自分で調べ,考え,判断する力を育てることを目指した学習読み物です。

 著者が小学生のころに経験した,教科書とは異なる結果が出た実験や,手洗いの効果を示したゼンメルワイスの研究,研究不正などの実例から,「正しそうな情報をそのまま信じない」ことの大切さを学びます。さらに,問題を明らかにする,情報を集める,情報が信頼できるかを確かめる,実際に使う,振り返るというEBMの5つのステップを,身近な例を交えながら解説します。

 後半では,かぜ薬,ワクチン,白血病,ニキビ,食事,運動,難病の治療などを題材に,実際の医学研究をもとに「どう調べ,どう考え,どう判断するか」を読者と一緒に実践します。EBMにまつわるコラム「ナゴー先生の寄り道」も,18篇収録しています。

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本書の特徴

 EBMを子ども向けに解説しながら,科学的なものの見方,情報リテラシー,探究学習へとつなげている点が特徴です。イラストやキャラクター同士の会話を多く取り入れ,子どもが難しい内容にも親しみやすい構成としています。難しい部分は読み飛ばし,興味のあるところから読むことができ,繰り返し楽しみながら学べる一冊です。

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■ 目 次 ■

  • まえがき
  • イントロダクション
    • えぇー! 実験結果が教科書とあわない!? ~ナゴー先生の小学校時代の経験~
    • エビデンスってなに?
    • 手洗いはどのくらい効果があるの?
    • 世の中には悪い人がいる!?
    • 人はとにかくまちがえる
  • 第1章 エビデンスとEBM
    • みなさんは一人で勉強するときどうしていますか?
    • 卒業してからでも役にたつ! 勉強「方法」の重要性
    • 超基本! EBMの5つのステップ
    • 「正しい」と「まちがい」はどこで分かれているのだろう?
    • ひょっとして,学校の先生もまちがえる!?
    • 正しい情報を「使う」ためには
  • 第2章 EBMを実践する
    • ステップ ①「問題を明らかにする」を深める
    • ステップ ②「情報を集める」を深める
    • ステップ ③「情報の正しさを吟味する」を深める
    • ステップ ④「情報を実際に正しく利用する」を深める
    • ステップ ①~④を反省する
  • 第3章 いろいろな問題にEBMで取り組んでみよう!
    • かぜ薬をどう使うか?
    • ワクチンを受けるかどうか?
    • 子どもの重い病気,長くわずらう病気
    • 日常の身近な問題
    • 一生ベッドの上で暮らす子どもたち
  • 参考文献
  • EBM用語集