お肌の教科書—シンプルケアで健康肌を手に入れる
ISBN:978-4-89775-419-2 C0047
定価(本体1,500円+税)
[著者] 橋本加代子(皮膚科医)
A5判、並製、カバー・本文4色、120ページ
2020年11月16日発売
肌トラブル、知れば納得!
ドラッグストアなどでよく見かける「敏感肌」。実は、皮膚科領域には敏感肌という言葉はないという。では、敏感肌とはどういう肌なのだろう? ぶつぶつ、かゆかゆ、シミ、赤みなどの肌トラブルはどうして起こるのか、どうすれば健康的な肌になることができるのか。
本書では、知っているようで知らないお肌に関する「基本のキ」をお肌の専門医がわかりやすく解説しています。
プロフィール
■ 目 次 ■
- はじめに
- 第1章 敏感肌ってどんな肌?
- あなたは敏感肌ですか
- 敏感肌の正体
- 敏感肌の特徴
- 「敏感肌」とつながる皮膚疾患
- 1.にきび
- 2.アトピー性皮膚炎
- 3.脂漏性皮膚炎
- 4.接触皮膚炎(かぶれ)
- Column:パッチテスト
- 5.花粉皮膚炎
- 6.日光皮膚炎
- 皮膚の作りを知っておこう
- 1.皮膚は3層からできている
- 2.皮膚が体を守っている
- Column:皮脂膜
- Column:肌理(キメ)
- あなたは敏感肌ですか
- 第2章 外側からのスキンケア
- 赤み、くすみ、ぶつぶつ・・・肌をみると、その人の手の動きがわかる
肌質タイプは4つ、あなたはどのタイプ?- 1.肌質診断
- 2.肌質ごとのスキンケア
- ① 乾燥肌~こすらない、保湿をしっかり
- ② 脂性(オイリー)肌~べたついてもこすらない、適度な保湿を
- ③ 混合肌~パーツごとにケアする
- 基本のスキンケア
- 1.油分をきれいに落とす~クレンジングの基本
- クレンジング剤の選び方~タイプによって洗浄力が異なる
- 正しいクレンジングの方法
- 2.朝・晩洗う~洗顔の基本
- 朝晩2回、洗顔を行う理由
- 洗顔剤の選び方
- 洗顔方法を再チェック
- 3.肌を柔らかくする~化粧水の基本
- 角質に水分を含ませる
- 化粧水は、主に5種類
- 化粧水の用い方
- 4.イメージを明確にして使いたい~美容液の基本
- 美容液の種類
- 美容液の用い方
- 5.肌水分を逃さない~乳液、クリームの基本
- 乳液、クリームの種類
- 6.光老化予防~紫外線ケアの基本
- 紫外線は肌の老化を早め、皮膚がんの原因になることも
- UVA/UVB、SPFとPAって何?
- UVクリームの種類は2つ
- UVケア~十分量をしっかり塗らないと効果なし
- 皮膚科で処方される保湿剤と市販の敏感肌用化粧品
- 1.保湿剤
- 2.敏感肌用化粧品(セラミド配合)
- 赤み、くすみ、ぶつぶつ・・・肌をみると、その人の手の動きがわかる
- 第3章 体の内側からのスキンケア
- 「食事」~健康肌のために大切な栄養素
- 1.たんぱく質:皮膚や体の素材を作る
- 2.ビタミンACE:体のサビと老化を防ぐ
- 老化を促す活性酸素による酸化~いわゆるサビ
- 3.炭水化物:脳と体のエネルギー源になる
- 肌のくすみの原因となる糖化~いわゆるコゲ
- Column:グリセミック・インデックス
- 「睡眠」~良質な睡眠は、美肌のサプリメント
- 良い睡眠をとるポイント
- ① 寝入りばなの3時間がカギ
- ② 成長(美肌)ホルモンをたくさん分泌させるには
- ③ 睡眠サイクル~ノンレム睡眠とレム睡眠
- ④ 睡眠環境を整えよう
- Column:睡眠負債
- 良い睡眠をとるポイント
- 「食事」~健康肌のために大切な栄養素
- 第4章 こころのケアで肌ケア
- ストレスが肌のバリア機能を低下させる
- ストレスは大きく分けて3つ
- ストレス状態での肌は
- Column:ストレスがある時のサイン
- ストレス対策は、生活習慣を整えること
- 五感を刺激するストレス解消法
- ① アロマ:香りはリラックスできるものを用いる
- Column:香りを日常生活に取り入れてみましょう
- ② 入浴:保湿成分が流れている?
- ③ マッサージ:癒しホルモンのオキシトシンを意識して
- 五感を刺激するストレス解消法
- ストレスが肌のバリア機能を低下させる
- おわりに