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ポケット版 急性・慢性心不全診療ガイドライン(2017年改訂版)

 

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ポケット版 急性・慢性心不全診療ガイドライン
(2017年改訂版)

ISBN:978-4-89775-368-3
定価990円(本体900円+税10%)

【編集】 日本循環器学会/日本心不全学会
【ポケット版監修】 筒井裕之
【発行】 日本心不全学会

新書判(175×105) 並製本 135頁  ■正誤表PDFをダウンロード■
2018年3月発行

循環器病ガイドラインシリーズ初の「ポケット版」!

7年ぶりに,そして「慢性心不全」と「急性心不全」を合わせて改訂された「急性・慢性心不全診療ガイドライン(2017年改訂版)」のエッセンスをまとめたポケット版。多忙な日常診療の合間に手軽に活用できるよう,図表を中心に編集されている。

内容

  • I. 総論
    • 1. 定義・分類
    • 1.1 心不全の定義
      • 表1 心不全の定義
      • 表2 LVEF による心不全の分類
    • 1.2 心不全の進展ステージ
      • 図1 心不全とそのリスクの進展ステージ
      • 表3 心不全ステージ分類とNYHA 心機能分類の対比
    • 1.3 心不全の分類
      • 図2 Forrester 分類
      • 図3 Nohria-Stevenson 分類
    • 2. 疫学・原因・予後
      • 表4 心不全の原因疾患
  • II. 診断
    • 1. 診断(アルゴリズム)
      • 図4 慢性心不全の診断フローチャート
    • 2. 症状・身体所見
      • 表5 フラミンガム研究における心不全の診断基準
      • 表6 心不全の自覚症状,身体所見
      • 図5 静脈圧の推定法
    • 3. バイオマーカー
      • 表7 BNPとNT-proBNPの対比
      • 図6 BNP,NT-proBNP値の心不全診断へのカットオフ値
      • 表8 心不全におけるバイオマーカーの推奨とエビデンスレベル
    • 4. 胸部単純X線写真
      • 表9 心不全における胸部単純X線写真の推奨とエビデンスレベル
      • 図7 心不全の胸部単純X線写真(シェーマ)
    • 5. 心エコー法
      • 表10 心不全における心エコー法の推奨とエビデンスレベル
      • 表11 心機能評価に用いる心エコー図指標の日本人正常値
      • 図8 HFpEF患者における拡張能障害の診断
      • 図9 心エコー図による左房圧上昇の判定
    • 6. 画像(MRI,CT,核医学検査,PET)
      • 表12 心不全における画像診断の推奨とエビデンスレベル
    • 7. 心臓カテーテル法(血行動態・生検など)
      • 表13 心不全における心臓カテーテルによる侵襲的評価法の推奨とエビデンスレベル
    • 8. 運動耐容能
      • 表14 身体活動能力質問表
      • 表15 心不全における運動耐容能指標の対比の目安
      • 表16 心不全における運動耐容能評価の推奨とエビデンスレベル
    • 8.1 NYHA心機能分類
    • 8.2 身体活動能力指数(SAS)
    • 8.3 6分間歩行試験
    • 8.4 心肺運動負荷試験
  • III. 心不全予防
    • 表17 心不全予防のための危険因子に対する介入の推奨とエビデンスレベル
  • IV. 心不全治療の基本方針
    • 1. 心不全の治療目標
    • 2. 心不全治療のアルゴリズム
  • V. 薬物治療
    • 1. LVEFの低下した心不全(HFrEF)
      • 表18 HFrEFにおける治療薬の推奨とエビデンスレベル
      • 表19 HFrEFにおける推奨クラスごとの治療薬
      • 表20 HFrEFの薬物治療:薬剤名と用法・用量
    • 1.1 LVEFが軽度低下した心不全(HFmrEF)の薬物治療
    • 1.2 心不全ステージ別の薬物治療
    • 2. LVEFの保たれた心不全(HFpEF)
      • 表21 HFpEFにおける治療薬の推奨とエビデンスレベル
  • VI. 非薬物治療
    • 1. 植込み型除細動器(ICD)
      • 表22 ICDによる突然死二次予防の推奨とエビデンスレベル
      • 表23 ICDおよびWCDによる突然死一次予防の推奨とエビデンスレベル
    • 2. 心臓再同期療法(CRT)
      • 表24 CRTの推奨とエビデンスレベル
      • 表25 植込み型デバイスの遠隔モニタリングの推奨とエビデンスレベル
    • 3. 呼吸補助療法
      • 表26 心不全におけるASVの推奨とエビデンスレベル
    • 4. 運動療法
      • 表27 心不全における運動療法の推奨とエビデンスレベル
  • VII. 併存症の治療
      • 表28 心不全の併存症としての心房細動管理の推奨とエビデンスレベル
      • 表29 心不全患者に併発する心室不整脈に対する治療の推奨とエビデンスレベル
      • 表30 心不全患者に併発する徐脈性不整脈に対するペースメーカ治療の推奨とエビデンスレベル
      • 表31 冠動脈疾患を合併した心不全に対する薬物治療の推奨とエビデンスレベル
      • 表32 心不全を伴う弁膜症の治療の推奨とエビデンスレベル
      • 表33 高血圧を合併したHFrEFに対する薬物療法の推奨とエビデンスレベル
      • 表34 高血圧を合併したHFpEFに対する治療の推奨とエビデンスレベル
      • 表35 心不全を合併した糖尿病に対する治療の推奨とエビデンスレベル
      • 表36 CKD合併心不全に対する薬物治療の推奨とエビデンスレベル
      • 表37 心不全を伴う高尿酸血症の管理の推奨とエビデンスレベル
      • 表38 COPD・気管支喘息を合併した心不全に対する検査と治療の推奨とエビデンスレベル
      • 表39 心不全に合併する貧血に対する治療の推奨とエビデンスレベル
      • 表40 心不全に合併するOSAに対する治療の推奨とエビデンスレベル
      • 表41 CSR-CSA合併心不全患者に対する治療の推奨とエビデンスレベル
      • 表42 SDB合併心不全に対する在宅酸素療法の推奨とエビデンスレベル
  • VIII. 急性心不全
    • 1. 定義・分類
      • 表43 急性心不全に対する初期対応におけるCS分類
      • 表44 Killip分類
      • 表45 心不全の増悪因子
    • 2. 診断
    • 2.1 診断
      • 表46 急性心不全の診断の推奨とエビデンスレベル
    • 2.2 症状・徴候
    • 3. 治療方針・フローチャート
    • 3.1 初期対応
      • 表47 急性心不全の初期対応の目的
      • 図11 急性心不全に対する初期対応から急性期対応のフローチャート
      • 表48 急性心不全患者に対する酸素投与,呼吸管理の推奨とエビデンスレベル
      • 表49 急性心不全におけるCCU/ICU管理の適応
    • 3.2 急性期治療の基本方針
      • 表50 急性心不全患者のモニタリングの推奨とエビデンスレベル
    • 3.3 急性心不全の病態と治療方針
      • 図12 急性心不全の初期対応から急性期病態に応じた治療の基本方針
      • 表51 心原性ショック患者に対する治療の推奨とエビデンスレベル
    • 3.4 急性心不全から慢性期へ
      • 表52 急性心不全患者の慢性期に向けての治療
    • 3.5 退院から外来治療
    • 4. 薬物治療
      • 表53 急性心不全に使用する薬剤の推奨とエビデンスレベル
      • 表54 急性心不全の急性期に静脈投与する薬剤の用法・用量
    • 5. 非薬物治療
    • 5.1 人工呼吸管理
      • 表55 急性心不全に対するNPPVの適応・禁忌・気管挿管への移行基準
      • 表56 急性心不全に対する人工呼吸器の離脱条件
    • 5.2 ペーシング(心臓再同期療法および他のペーシング) による管理
      • 表57 急性心不全に対するペーシング(心臓再同期療法および他のペーシング)による管理の推奨とエビデンスレベル
    • 5.3 急性血液浄化治療
      • 表58 急性心不全における血液浄化療法の推奨とエビデンスレベル
    • 5.4 急性心不全時の手術適応と方法(心タンポナーデ,急性弁膜症)
    • 5.5 急性心筋梗塞の機械的不全の治療
      • 表59 急性心筋梗塞の急性MRに対する侵襲的治療の推奨とエビデンスレベル
    • 5.6 急性心不全のリハビリテーション
      • 表60 急性心不全のリハビリテーションの推奨とエビデンスレベル
  • IX. 手術療法
    • 1. 手術・TAVI
      • 表61 大動脈弁狭窄症に対するTAVIの推奨とエビデンスレベル
    • 2. 補助循環
      • 表62 INTERMACS/J-MACS分類とデバイスの選択
      • 表63 VADを用いた治療戦略とその定義
      • 図13 重症心不全におけるVAD治療のアルゴリズム
      • 表64 植込型LVADのBTT(bridge to transplant)適応基準
      • 表65 植込型LVAD治療の推奨とエビデンスレベル
    • 3. 心臓移植
      • 表66 心臓移植の適応
      • 表67 心臓移植の推奨とエビデンスレベル
  • X. 疾患管理
    • 1.プログラム(教育など)とチーム医療
    • 1.1 多職種チームによる疾病管理プログラム
      • 表68 心不全患者の疾病管理プログラムの特徴と構成要素
    • 1.2 疾病管理プログラムの具体的な内容
      • 表69 心不全患者,家族および介護者に対する治療および生活に関する教育・支援内容
      • 表70 心不全に対する疾病管理の推奨とエビデンスレベル
    • 2. 包括的心臓リハビリテーション
    • 2.1 疾病管理プログラムとしての外来心臓リハビリテーションの実際
      • 表71 心不全に対する包括的外来心臓リハビリテーションの推奨とエビデンスレベル
      • 図14 外来心臓リハビリテーションにおける心不全の運動療法と疾病管理
      • 表72 心不全の外来心臓リハビリテーションにおけるチェック項目と心不全増悪または負荷量過大の兆候
  • XI. 緩和ケア
    • 1. アドバンス・ケア・プランニングと意思決定支援
      • 表73 心不全患者に対しACPの実施を考慮すべき臨床経過
      • 図15 人生の最終段階における医療とケアの話し合いのプロセス
    • 2. 心不全終末期の判断と緩和ケアの対象
      • 図16 慢性心不全と癌の終末期に至る経過の比較
      • 図17 心不全における緩和ケアのあり方
      • 表74 緩和ケアが必要とされる終末期心不全(2016 ESCガイドライン)
      • 表75 終末期心不全における緩和ケアの推奨とエビデンスレベル
    • 3. 末期心不全における症状と対処法
    • 3.1 呼吸困難
    • 3.2 疼痛
    • 3.3 全身倦怠感
    • 3.4 抑うつ・不安
    • 3.5 せん妄
    • 3.6 終末期の苦痛
    • 3.7 医療機器の停止
    • 4. 心不全緩和ケアの早期導入
  • 文献
  • アプリ版(ebook)のご紹介
  • 略語一覧