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小児肥満症診療ガイドライン2017
ISBN978-4-89775-358-4 C-3047
定価2,420円(本体2,200円+税10%)
【編集】 日本肥満学会
A4変形判 100頁 2色刷
2017年4月発行
小学生,中学生,高校生に接するすべての方へ!
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(序文より)
本ガイドラインが,第一線で診療されている医師と医療関係者をはじめ多くの皆様に活用され,小児肥満症が日本でこれ以上大きな社会問題にならないよう切に願うものである
■ 内容 ■
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- 小児肥満症診療ガイドラインの対象は6歳以上18歳未満(6歳未満の幼児は別対象)
- 目的は「肥満に起因ないし関連する健康障害(医学的異常)を合併するか,その合併が予測され,医学的に肥満の軽減が必要な状態を言い,疾患単位として扱う」。
- 肥満の判定は成人にはBMIを使うが,BMIの絶対値は年齢・身長の伸びに伴い増加するため小児には使わず,肥満度≧20%か体脂肪率の有意増加とする。
- 肥満は過剰な内臓脂肪蓄積と強く関連し,小児期から種々の健康障害を惹起し,成人期へトラッキングしやすい。
- 成人期の肥満がすべて小児期に肥満とは限らないが,学校や地域保健活動の一環として肥満予防に取り組む多職種のニーズにも応えられれば幸いである。
(第1章ほかから抜粋・要約)
■ 主な改訂点 ■
肥満の程度による判定法に一本化,肥満に伴う健康障害に「早期動脈硬化」などを追加,また「小児肥満症の治療(食事療法,運動療法,行動療法)」「小児肥満・小児肥満症の予防医学」の章を追加!
■ 目次 ■
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- 第1章 小児肥満症診療ガイドライン2017の目的
- 第2章 小児肥満の判定と小児肥満症の診断基準
- 第3章 小児肥満の要因と小児肥満症の疫学
- 第4章 小児肥満症に関連する健康障害
- 第5章 発達障害・染色体異常を伴う肥満小児
- 第6章 小児肥満症の治療
- 第7章 小児期からの肥満予防
- 第8章 小児肥満・小児肥満症の予防医学
- 資料 小児肥満症の治療(概念)/肥満症治療前後の成長曲線の例と治療の判定方法