機能性表示食品 適正な研究レビューのための必携マニュアル
ISBN:978-4-89775-353-9 C3047
定価2,750円(本体2,500円+税10%)
【編著】
上岡 洋晴(東京農業大学大学院環境共生学専攻)
折笠 秀樹(富山大学大学院バイオ統計学・臨床疫学教室)
【執筆】
大室 弘美(武蔵野大学薬学部・大学院薬科学研究科)
北湯口 純(身体教育医学研究所うんなん)
佐山 暁子(聖路加国際大学学術情報センター図書館)
島田 美樹子(日高リハビリテーション病院)
唐 文涛(東京大学大学院薬学系研究科博士課程)
眞喜志 まり(東邦大学習志野メディアセンター)
吉﨑 貴大(東洋大学食環境科学部)
(五十音順)
A4判 本文62頁
2016年12月発行
■ 機能性表示食品制度の届出SRを徹底ガイド!
・研究レビュー(SR)を体系的に理解でき,SRそのものの質が上がる
・SR作成上の大切なポイントを詳しく解説
・具体的な記述例を示し,悪い例も例示
・初心者にもわかりやすいようにSRの基礎から実践までを解説
目次
- ★基礎・総論編
- EBM概要:EBMにおけるSRの位置づけ
- 機能性表示食品制度概要:制度におけるSRの位置づけ
- 「研究レビューの質に関する検証事業」報告概要
- 研究のための国際的なルールについての概説:CONSORT/PRISMA・AMSTARを中心に
- ★実践編
- SRにおける文献検索の留意点と実際
- 研究レビューにおける統計学的留意点
- 機能性表示内容の適正な表現における留意点
- 「PRISMA声明チェックリスト:機能性表示食品のための拡張版」 に基づく適正な研究レビューの記述例とその解説
- 1)タイトル, 2)構造化抄録, 3)論拠, 4)目的, 5)プロトコールと登録,6)適格基準, 7)情報源, 8)検索, 9)研究の選択,10)データの収集プロセス,11)データ項目,12)個別の研究のバイアス・リスク,13)要約尺度,14)結果の統合,15)全研究のバイアス・リスク,16)追加的解析,17)研究の選択,18)研究の特性,19)研究内のバイアス・リスク,20)個別の研究の結果,21)結果の統合,22)全研究のバイアス・リスク,23)追加的解析,24)エビデンスの要約,25)限界,26)結論,27)資金源
- コラム 疫学・臨床研究の実施・公表におけるバイアスとそのチェック方法