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骨代謝と活性型ビタミンD
―過去と現在、そして未来―
ISBN:978-4-89775-225-6
定価3,080円(本体2,800円+税10%)
【監修】 中村利孝(産業医科大学整形外科)
松本俊夫(徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部生体情報内科学)
加藤茂明(東京大学分子細胞生物学研究所核内情報分野)
A4判 160ページ
2006年9月発行
ビタミンD研究、骨代謝研究、骨粗鬆症をはじめとする 代謝性骨疾患の診療に携わる研究者・臨床医に最適の一冊
ビタミンDの基礎・臨床研究において、わが国の研究者の貢献はきわめて大きいものがある。 また、現在進められている活性型ビタミンD誘導体の開発においても、わが国の研究が世界をリードしている。本書は、わが国で活性型ビタミンD製剤の臨床応用が開始されて25年を迎えるにあたり、 とりわけ骨代謝制御における活性型ビタミンDの役割に焦点を当て、その研究の歴史を振り返るとともに最新の成績をまとめ、 さらに将来を展望するべく企画された。
主な内容
- 世界に誇るわが国のビタミンD研究―序に代えて(須田立雄)
- 序説 活性型ビタミンDと骨・カルシウム代謝(尾形悦郎)
- I.ビタミンDの作用機序(武山健一、北川浩史、加藤茂明)
- II.活性型ビタミンDの骨への作用(井上大輔、田中栄、中村利孝、山口朗、池田恭治)
- III.活性型ビタミンDの臨床効果(竹内靖博、持留成年、杉本利嗣、西沢良記、高橋文明)
- IV.骨粗鬆症の治療の諸問題と活性型ビタミンD3の臨床応用(岡崎亮、岡野登志夫、白木正孝、佐久間真由美)