NIHによる米国喘息教育・予防プログラム
妊娠中の喘息管理:薬物療法ガイド
(ワーキング・グループ報告 2004年改訂版 日本語版)
Working Group Report on Managing Asthma During
Pregnancy: Recommendations for Pharmacologic Treatment Update 2004
U.S. DEPARTMENT OF HEALTH AND HUMAN SERVICES/National
Institutes of Health/National Heart, Lung, and Blood Institute
ISBN 4-89775-211-6/ISBN 978-4-89775-208-2
定価2,640円(本体2,400円+税10%)
■ 監 修 ■ 宮本 昭正
■ 訳 ■ 井上 洋西
国際A4判 全45ページ
2005年7月発行
喘息を合併した妊婦には,どのような治療が望ましいのか
膨大なエビデンスをレビューし,その疑問に取り組んだ報告書が,米国NIH(国立衛生研究所)から 改訂・刊行された。本書はその日本語版である。望ましい治療を行うために役立つ情報・手段を分かりやすく示す,実践の書。
■主な内容■
- IA. はじめに
- IB. 本報告の作成に用いた方法
- IC. 要旨
- II. エビデンスの系統的レビュー
- A. 妊娠アウトカム(結果)に関する薬剤の影響の評価について
- B. 薬物分類ごとにまとめたエビデンスの系統的レビュー
- 気管支拡張薬:βアドレナリン作用性刺激薬
- 気管支拡張薬:テオフィリン
- 抗コリン薬
- 吸入ステロイドと妊娠
- 経口(全身性)ステロイドと妊娠
- クロモリンナトリウム
- ロイコトリエン修飾薬
- III. 妊娠中の喘息管理
- 喘息管理における4項目
- 喘息コントロールを達成し維持するための段階的アプローチ
- 妊娠中における喘息急性増悪の管理
- 分娩中の喘息管理
- 付録A・B:
- 図(妊娠中・授乳中の喘息管理の段階的アプローチ/妊娠中・授乳中における長期管理[コントロール]薬の一般的な投与法/吸入ステロイドの1日あたりの推定投与量の比較/妊娠中・授乳中の喘息増悪管理:自宅での治療法・救急外来および病院での治療法/妊娠中・授乳中の喘息増悪時の薬物治療と投与量/喘息を悪化させる環境因子の管理法[要旨])