■オステオポローシス・ジャパン バックナンバー■
1998年 6巻 2号
骨粗鬆症解明への新しいアプローチ 遺伝子マーカーをめぐる最近の話題
緒論:遺伝子マーカーの概念,意義,研究の現状,今後の可能性について
p6-11
白木 正孝
(成人病診療研究所)
1.ビタミンD受容体遺伝子多型と現時点での評価
p14-20
時田 章史
(順天堂大学医学部小児科)
2.エストロゲン受容体遺伝子多型から何がわかるか
p21-25
水沼 英樹
(群馬大学医学部産科婦人科)
3.Apolipoprotein E遺伝子多型のマーカー遺伝子としての可能性
p26-30
白木 正孝
(成人病診療研究所)
4.副甲状腺ホルモン,カルシトニン遺伝子多型と骨粗鬆症
p31-34
細井 孝之
(東京大学医学部老年病学)
骨粗鬆症の治療(薬物療法)に関するガイドライン
骨粗鬆症の治療(薬物療法)に関するガイドラインワーキンググループ
p37-85
代表:折茂 肇
(東京都老人医療センター)
第6回日本骨粗鬆症研究会:一般演題Highlight
大規模無作為標本調査に基づく骨量・骨代謝指標値とそれに影響する要因
p89-93
伊木 雅之
(近畿大学医学部公衆衛生学)
骨密度変動に対する遺伝的要因の分析(既報)
−姉妹間での骨密度の類似について−
p89-93
鈴木 隆雄
(東京都老人総合研究所疫学部門)
骨折から寝たきりになる要因調査
p97-100
山崎 薫
(浜松医科大学整形外科)
有経成人女性における骨量改善のための栄養と運動
−具体的な保健指導のあり方−
p101-105
細川 麻美
(辻学園中央研究室)
イソフラボン類の加齢ラット骨組織培養系における同化作用
p106-110
山口 正義
(静岡県立大学大学院生活健康科学研究科代謝調節学研究室)
有限要素法解析用メッシュジェネレータの臨床応用への試み
p111-113
松下 亮二
(滋賀医科大学放射線医学講座)
不活性型オステオカルシン(Glu-OC)測定の基礎的検討
p114-116
廣田 佳子
(三菱化学ビーシーエル研究開発部)
遺伝子マーカーは骨粗鬆症治療効果の予知因子として有用である
p117-119
白木 正孝
(成人病診療研究所)
ステロイドによる二次性骨粗鬆症の発生頻度調査
p120-123
橋本 淳
(大阪厚生年金病院整形外科)
日本人女性における5年間の腰椎骨密度の変化(第2報)
−月経状態および骨粗鬆症診断基準を用いた検討−
p124-127
小板谷典子
(日本女子大学大学院人間生活学研究科)
高齢男性における骨塩量による骨粗鬆症の診断についての検討
p128-130
川崎 勲
(大阪市立弘済院付属病院)
踵骨超音波測定法による踵骨骨量の経年変化の検討
p131-134
富吉 泰夫
(大阪市立大学医学部老年科・神経内科)
脊椎椎体骨折治療の現状調査
p135-137
萩野 浩
(鳥取大学医学部整形外科)
第2回国際骨粗鬆症会議Scientific Session:Calcitonin and PTH
骨粗鬆症
p141-142
Henry Kronenberg
(Harvard medical School, Massachusetts General hospital)
破骨細胞におけるカルシトニンのカルシトニンレセプターへの作用
p143-148
池亀 美華
(新潟大学歯学部歯科薬理学講座)
骨粗鬆症治療におけるカルシトニン
p149-152
Calro Gennari
(institute of Internal Medicine, The University of Siena)
ヒト副甲状腺ホルモン(1-34)低用量間欠投与の健常ビーグル成犬椎骨および脛骨に対する影響
p153-158
高橋 栄明
(新潟大学医学部整形外科学教室)
骨粗鬆症の治療におけるPTH−Back to the Future−
p159-162
Jean-Yves Reginster
(Unite d' Exploration du Metabolisme Osseux CHU Centre-Ville, Belgium)
第2回国際骨粗鬆症会議ランチョンセミナー:Calcitriol
骨粗鬆症の予防,治療におけるカルシウムと活性型ビタミンD化合物の役割に対する遺伝的要因
p165-168
John Eisman
(University of NSW, St. Vincent Hospital)
骨粗鬆症治療に効果があるビタミンD代謝物
p169-172
John Gallagher
(Creighton University, School of Medicine)
第3回骨ドック・健診研究会:一般演題,シンポジウム
踵骨超音波骨評価装置AOS-100の使用経験
−各パラメーターの基準値設定および橈骨骨密度との比較について−
p179-182
三井 博行
(弘前大学医学部整形外科)
踵骨超音波伝導法3機種の比較
p183-184
河西 純
(香川医科大学整形外科)
新しい骨密度測定装置DXA-70は骨粗鬆症スクリーニングに有用か
−XR-36との比較検討を中心に−
p185-187
牧田 和也
(慶應義塾大学医学部産婦人科教室)
CXD法による第二中手骨・橈骨遠位部骨密度測定
p188-189
本多 晃
(新潟大学医学部産科婦人科学教室)
踵骨骨量測定−足底板使用の試み−
p190-192
上田 操
(石川製作所健康保険組合診療所))
下肢外傷と踵骨骨量との関連
−健診時,外傷の既往症にどの程度留意すべきか−
p193-195
岡野 邦彦
(日本赤十字社長崎原爆病院整形外科)
骨粗鬆症データをいかに管理するか
−ネットワーク対応型データベースの構築−
p196-199
平中 崇文
(新日本製鉄広畑病院整形外科)
健康児の骨密度の疫学的研究−超音波法による学童の検討−
p200-201
大前 利一
(奈良県郡山保健所)
高校生における橈骨骨密度と生活歴・骨代謝マーカーに関する検討
p202-204
守分 正
(岡山大学医学部小児科)
思春期女性の骨検診
p205-206
辻 伸太郎
(香川医科大学整形外科)
女子陸上競技選手に対する骨塩量評価
−踵骨における超音波法の利用−
p207-209
鳥居 俊
(東芝林間病院整形外科)
問診票と尿中カルシウムの組み合わせ検査による低骨量者の予測率
p210-213
扇谷 茂樹
(国立療養所兵庫中央病院研究検査科)
骨粗鬆症検診における問診票によるQuality of Lifeの評価
p214-217
中 弘志
(大阪市立大学医学部付属病院老年科)
転倒予防の対策−骨ドック検診の経験から−
p218-219
弥久保 茂
(見附市立成人病センター病院)
男性骨粗鬆症の検討
p220-222
川上 英孝
(大阪市立大学医学部老年科)
重症心身障害児施設における骨粗鬆症検診
p223-225
菅 美紀
(別府発達医療センター)
出身地別にみた女性の踵骨骨密度
p226-228
松田 光恵
(大阪府豊中保健所)
岡山県下3地域における踵骨超音波骨強度の比較検討
p229-231
正富 千絵
(岡山大学医学部公衆衛生学教室)
和歌山県下の踵骨超音波による住民検診
p229-231
上好 昭孝
(和歌山県立医科大学整形外科)
Achillesによる骨粗鬆症予防検査について
p235-236
浅沼 かおる
(財団法人神奈川県予防医学協会)
吹田市における骨粗鬆症検診について
p237-239
揖場 和子
(大阪市立弘済院附属病院)
当施設における骨密度測定検査の現状
p240-243
大石 正広
(聖隷予防検診センター放射線科)
一般住民における踵骨骨密度の加齢的変化
−鳥取県会見町におけるcohort研究−
p244-245
片桐 浩史
(鳥取大学医学部整形外科)
DXA法による骨量検診の5年後の追跡調査(第2報)
−骨密度変化とライフスタイルとの関連−
p246-249
小板谷典子
(日本女子大学大学院人間生活学研究科)
骨密度検診による日常生活改善効果と骨密度増加効果の検討
p250-252
倉林 工
(新潟大学医学部産科婦人科学教室)
郡山保健所骨粗鬆症予防教室
−保健所教室の経緯と実際−
p253
大前 利一
(奈良県郡山保健所)
骨粗鬆症健診における生活指導の実際
p254-256
村上 祐子
(東京都中野区中野保健所)
骨粗鬆症予防教室の実際
−岡山県寄島町における骨粗鬆症予防教室の成績から−
p257-259
武田 直人
(川崎医科大学保健医療学)
骨粗鬆症予防クリニックにおける女性のQOL向上を目的とした運動によるライフスタイルの修正システム
p260-262
辻 秀一
(北里研究所病院スポーツクリニック)
QDR-2000を用いた骨粗鬆症検診と指導効果
−アンケート結果から−
p263-266
中村 恭世
(大分県農村健康管理センター)
第8回婦人科骨粗鬆症研究会
序文
p271
水口 弘司
CXD法による橈骨骨密度測定の試み(中手骨との比較)
p273-275
藤野 敬史
(北海道大学医学部産婦人科)
CXD法による第2中手骨・橈骨遠位部骨密度測定
p276-277
本多 晃
(新潟大学医学部産科婦人科学教室)
中手骨MD法ならびに踵骨超音波骨量測定法による骨粗鬆症スクリーニングの妥当性に関する研究
p278-280
岩沖 靖久
(厚生連吉田総合病院産婦人科)
骨粗鬆症検診における地域住民の骨密度の変化について
p281-283
八幡 哲郎
(新潟大学医学部産科婦人科学教室)
若年性無月経患者における骨量について
p284-286
木村 吉宏
(岡山大学医学部産科婦人科学教室)
初経発来前後での踵骨SOS,BUAの変化
p287-289
志賀 令明
(秋田大学医療技術短期大学部)
若年女子における,運動および月経が骨量に及ぼす影響について
p290-292
岡野 浩哉
(群馬大学医学部産婦人科学教室)
妊娠・産褥期における骨量変化
p293-295
入江 隆
(鳥取大学医学部産科婦人科学教室)
閉経後骨減少(osteopenia)の臨床的意義
p296-298
白木由美子
(成人病診療研究所)
中高齢婦人の脊椎圧迫骨折に関する臨床的検討
p299-301
赤澤 憲治
(東京都多摩老人医療センター婦人科)
骨代謝回転亢進例における認識部位の異なる血清オステオカルシン測定用キットによる測定値の比較検討
p302-304
牧田 和也
(慶應義塾大学医学部産婦人科)
Paget病における血清Osteocalcin N-terminal FragmentのHeterogeneity−閉経前後期での骨代謝マーカーとの相関−
p305-306
五来 逸雄
(横浜市立大学医学部産婦人科)
ビタミンD受容体のTranslation Initiation Site遺伝子多型と婦人の腰椎骨密度との関係について
p307-309
富田 雅俊
(新潟大学医学部産科婦人科学教室)
ビタミンD・エストロゲン受容体遺伝子多型とホルモン補充療法の骨密度増加効果との関連
p310-312
倉林 工
(新潟大学医学部産科婦人科学教室)
アンドロゲン不応症に対するエストロゲンの効果
p313-315
鏡 一成
(群馬大学医学部産婦人科)
アンドロゲン欠乏によるマウスの骨量減少と骨髄造血亢進はエストロゲン欠乏を介する
p316-319
茶木 修
(横浜市立大学医学部産婦人科教室)
ヒト末梢血単核球よりの破骨細胞の分化誘導・同定法の確立
p320-322
前田 長正
(高知医科大学産科婦人科学教室)
船橋二和病院における骨粗鬆症治療中断患者の意識調査
p323-324
松原 恵子
(船橋二和病院産婦人科)
骨粗鬆症の漢方療法
p325-327
田中 熟
(国立京都病院産婦人科)
閉経後骨粗鬆症および骨量減少症に対するビタミンK2短期投与効果の検討
p328-330
冬木 高久
(慶應義塾大学医学部産婦人科学教室)
Add Back Therapyの骨塩量に及ぼす影響
p331-332
合阪 幸三
(帝京大学医学部附属市原病院)
ホルモン補充療法の骨量に対する効果
−超音波骨量測定装置Achillesによる検討−
p333-334
児玉 一郎
(広島大学医学部産科婦人科学教室)
HRT療法中の骨吸収マーカーの検討
p335-336
藤田 善子
(獨協医科大学産科婦人科学教室)
HRT療法中の骨形成マーカーの検討
p337-339
渡辺 礼子
(獨協医科大学産科婦人科学教室)
腰椎に対するHRTおよびHRT・活性型VD3併用療法の効果に与える閉経後経過年数と血中Estradiol濃度の影響
p340-344
草薙 鉄也
(札幌鉄道病院産婦人科)
【特別発言】
長寿科学研究事業による骨粗鬆症治療薬のガイドライン(案)について
−1997年10月20日までの途中経過−
p345-357
太田 博明
(慶應義塾大学医学部産婦人科教室)
第8回婦人科骨粗鬆症研究会ランチョンセミナー
骨粗鬆症治療の進歩
−プライマリーエンドポイントの達成にむけて−
p361-369
白木 正孝
(成人病診療研究所)
SPECIAL ARTICLES
骨粗鬆症診療における臨床医の問診・診断・治療・日常生活指導に関する調査
p375-381
(東京都衛生局)
pQCT骨密度測定装置XT-3000の臨床における有効性の検討
p383-390
高橋 栄明
(新潟大学医学部整形外科)
骨粗鬆症の薬物療法に関する調査
p391-398
西沢 良記
(大阪市立大学医学部第二内科)