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■治療学・バックナンバー■
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2010年 44巻 7号
ロコモティブシンドローム
高齢社会における運動器障害の予防
■ 序説
ロコモティブシンドロームの定義と概念
中村耕三
■ 総説
高齢社会における運動器医療の現状とロコモティブシンドローム
【運動器の基礎研究
1)骨質とコラーゲン代謝
斎藤 充ほか
2)骨免疫学
高柳 広
3)変形性関節症の分子メカニズム
川口 浩
4)椎間板変性の分子メカニズムと再生医療
酒井大輔ほか
5)症状からみた変形性関節症の病態
福井尚志
【運動器疾患の疫学】
1)地域コホート研究による運動器疾患の疫学
吉村典子
2)地域における運動機能評価と歩行障害
坂田悍教
【運動器医療の応用研究】<p>
1)関節軟骨,椎間板の変性評価(MRI)
渡辺淳也ほか
2)有限要素法による骨粗鬆症(骨強度)評価
大西五三男
【一般診療とロコモティブシンドローム】
1)自己評価法ロコモーションチェック
大江隆史
2)運動療法ロコモーショントレーニング
石橋英明
3)地域におけるロコモティブシンドローム対策
帖佐悦男
4)介護予防と体力,サルコペニア
木村みさかほか
5)転倒予防に対する運動療法の効果
山本智章
■ 新しい治療
ビスフォスフォネートの新しい作用メカニズム
松本卓巳ほか
■ 鼎談
ロコモ,メタボ,認知症とそれらの連関
司会)中村耕三 寺本民生 鳥羽研二
■ 症例
要介護者に対するロコモーショントレーニング(ロコトレ)の効果
藤野圭司
静的バランス訓練の効果
北 潔
■ 治療の歴史
転倒予防法
泉田良一
■ DI室Q&A
ビタミンD製剤の転倒防止効果
北村正樹