■治療学・バックナンバー■
2006年 40巻 2号
感染制御
新興・再興感染症にいかに対処するか
■ 序説
いま求められる新興・再興感染症の感染制御
前崎繁文
■ 総説
【チーム医療としての感染制御】
1)感染制御の実際
朝野和典
2)感染症医の役割
森澤雄司
3)薬剤師の役割
白石 正
4)臨床検査技師の役割
川上小夜子
5)看護師の役割
松本千秋
【新興感染症の対策】
1)新興感染症の水際での対策
尾世川正明
2)新興感染症の市中病院での対応
岳中耐夫
3)災害と新興感染症の危険性
加地千春・渡辺 浩
4)新興感染症の感染制御における行政の役割
金成由美子
【新興・再興感染症の感染制御の実際】
1)SARS
藤井 毅
2)エボラ出血熱
安岡 彰
3)ペスト
笠井雅信
4)コレラ・細菌性赤痢
古宮伸洋・大西健児
5)インフルエンザ
横崎典哉
6)結核
石田 卓
7)薬剤耐性緑膿菌
塚田弘樹
8)ノロウイルス
田中智之
■ 座談会
新興・再興感染症における感染制御の課題と解決法
(司会)前崎繁文 徳江 豊 竹村 弘
■ 新しい治療
MRSA感染症におけるリネゾリドの有効性
三鴨廣繁
■ 症例
MRSA感染症でリネゾリド治療が有効であった症例
福田雄一・柳原克紀
薬剤耐性緑膿菌感染症の抗菌薬併用療法の症例
山口敏行
マイコプラズマ肺炎の重症症例
高柳 昇
■ 治療の歴史
小児感染症の治療における抗菌薬の変遷
佐藤吉壮
■ DI室Q&A
新興・再興感染症に対する消毒について
中村郁子
■ suggestion
尿中抗原検出の問題点について
池田進輔
Group B Streptococcusによる垂直感染予防を考える
脇本寛子