■治療学・バックナンバー■
2003年 37巻 2号
心筋虚血
多様化する診断法がもたらす可能性
■ 序説
心筋虚血の病態
豊岡照彦
■ 総説
虚血性心疾患と遺伝子多型
佐古田剛・川嶋成乃亮
心筋虚血と内皮機能
北本史朗・江頭健輔
心筋虚血に伴う心機能障害
百村伸一
心筋虚血と冠攣縮
久木山清貴
シンドローム X
嶽山陽一
心筋虚血と炎症
大口純人・上松瀬勝男
【心筋虚血の評価】
1)生化学マーカー
清野精彦
2)心エコー法
伊藤 浩
3)非侵襲的検査法の進歩:心臓MRI
山崎 憲・鈴木順一
4)核医学の進歩
森田浩一・玉木長良
【心筋虚血の内科的治療】
1)薬物療法の進歩
松田 繁・代田浩之
2)非薬物療法
石綿清雄
■ 座談会
心筋虚血の検出―いかにより早期に,かつ正確に検出するか―
司会)百村伸一 清野精彦・前原晶子・石田良雄
■ 新しい治療
心筋虚血に対する再生医療
池田宇一
■ 症例
ドップラーガイドワイヤーを用いたたこつぼ病変と冠血流予備能
柳 志郎
末梢血白血球,血小板活性化指標より不安定プラークの安定化を評価しえた不安定狭心症
東谷迪昭
■ 治療の歴史
PCIの変遷
木村 剛
■ DI室Q&A
カルベジロールの適応拡大について
五十嵐正博・林 昌洋
■ suggestion
わが国の狭心症に対する初期治療選択の問題点
西垣和彦
経皮的冠動脈形成術はどこまで有用か
石川欽司
抗血小板併用療法は必要か
後藤信哉