■治療学・バックナンバー■
2002年 36巻 6号
びまん性肺疾患
求められる的確な鑑別診断
■ 序説
びまん性肺疾患をめぐる現状と将来
滝沢 始
■ 総説
主なびまん性肺疾患の疫学
佐藤篤彦
【特発性間質性肺炎】
1)病理像と亜分類
河端美則
2)診断基準
吾妻安良太
3)線維化のメカニズム
中山智子・福田 悠
4)サイトカイン・増殖因子の役割
渡辺正樹・貫和敏博
5)画像診断
酒井文和
6)血清マーカー
阿部庄作
7)気管支肺胞洗浄と生検
藤田次郎
8)慢性期治療の現状と課題
長井苑子
9)肺癌合併例の治療
中島正光・河野修興
10)急性増悪例の治療
谷口博之
びまん性汎細気管支炎
本間 栄
サルコイドーシス
津田富康
肺血管炎
小林朋子・橋本 修
膠原病に伴う肺病変
土肥 真
薬剤性肺炎
長谷川隆志・鈴木栄一
■ 座談会
特発性肺線維症の治療をめぐって
(司会)工藤翔二 貫和敏博・滝沢 始
■ 新しい治療
特発性間質性肺炎(特発性肺線維症)におけるシクロスポリン
稲瀬直彦・吉澤靖之
■ 症 例
MPO-ANCA関連間質性肺炎の1例
吉村信行
肺病変を伴った多中心性キャッスルマン病の1例
加藤 順
乳び腹水に対して腹腔頸静脈シャント術を施行した
びまん性肺リンパ脈管筋腫症の1例
武内浩一郎
■ 治療の歴史
肺移植
清水信義
■ suggestion
肺気腫における細胞死,増殖,老化
青柴和徹
医学研究環境の変革を期待して
瀬山邦明
線維化と気腫化の接点
別役智子
見えるものと見えないもの
米田尚弘