■治療学・バックナンバー■
2002年 36巻 2号
市中肺炎
よりよい治療法をめざす
■ 序説
ガイドラインを超える市中肺炎の治療法
松島敏春
■ 総説
市中肺炎の主な原因体と背景因子
金光敬二・賀来満夫
市中肺炎における微生物検査の意義,問題点
草野展周
市中肺炎診断における胸部X線,CT写真の意義
伊藤峰幸・阿部庄作
マイコプラズマ・レジオネラ・クラミジア肺炎の診断のしかた
岸本寿男
ウイルス肺炎の臨床的診断法
本田順一
市中肺炎に用いる主な抗菌薬の薬物動態学,薬力学
綿貫祐司・小田切繁樹
原因微生物判明前の初期治療と判明後の対応
沖本二郎
薬剤耐性菌による市中肺炎への配慮
中田紘一郎
抗菌薬無効の市中肺炎例への対応
渡辺 彰
市中肺炎の補助治療
村中裕之・菅 守隆
市中肺炎ガイドラインの利用法
桑原正雄
市中肺炎クリティカルパスの利用法と有用性
青木洋介
高齢者市中肺炎における抗菌薬の使用法
鈴木幹三
■ 座談会
市中肺炎ガイドラインが向かう方向
(司会)二木芳人 河合 伸・河野 茂・永武 毅
■ 新しい治療
細菌quorum-sensing機構の修飾による感染症治療の可能性
舘田一博・山口恵三
■ 症 例
高熱で発症したQ熱肺炎の1例
宮下修行
市中肺炎との鑑別を要した肺結核の1例
小橋吉博
市中肺炎の病像を呈したBOOPの1例
橋本 徹
■ 治療の歴史
マクロライド系抗菌薬
當山真人・斎藤 厚
■ DI室Q&A
マクロライド抗菌薬の非抗菌効果
関沢清久
マイコプラズマ感染症の流行
伊藤功朗・長井苑子