■治療学・バックナンバー■
1999年 33巻 10号
高脂血症治療薬
絞られてきた治療の標的
■ 序説
高脂血症治療の意義
北 徹
■ 総説
高脂血症治療の新たな視点
高コレステロール血症治療と血管内皮細胞
江頭健輔
高脂血症治療と平滑筋細胞
齋藤 康
高脂血症治療と細胞外マトリックス
相川眞範
高脂血症治療と凝固線溶系
吉岡 徹・島田和幸
高脂血症治療と炎症性細胞
井上郁夫・山田信博
【高脂血症治療薬の新たな視点】
スタチンによる治療の意義
酒井尚彦・松沢佑次
レジンによる治療の意義
中谷矩章
フィブラートによる治療の意義
鈴木浩明・松島照彦
プロブコールによる治療の意義
野牛宏晃・代田浩之
ニコチン酸による治療の意義
多田紀夫
イコサペント酸エチルによる治療の意義
谷口隆弘・横山光宏
エストロゲン補充療法の意義
−薬理学的作用点はどこか−
相良祐輔
薬物有害反応と相互作用
原田和博・藤村昭夫
【高脂血症治療の展望】
抗酸化薬による治療とその意義
高部稚子・児玉龍彦
コレステロール逆転送系に対する治療とその意義
−HDLインターベンションの展望−
稲津明広・馬渕 宏
Lp(a)に対する治療とその意義
白井厚治
高脂血症の遺伝子治療の展望
石橋 俊
■ 座談会
高脂血症治療の到達点と今後の方向
(司会)寺本民生 横山信治・及川眞一
■ 症例
低HDLコレステロール血症を伴うアポA-I変異体,
アポA-I Nichinan(Glu235→0)の症例
韓 華・佐々木 淳
再狭窄を繰り返す酸化LDL高値例
森 正樹・木下 誠
心筋梗塞を合併したCETP欠損症の1例
山下静也
■ 新しい治療
新規コレステロール合成抑制薬
山本 章
■ 治療の歴史
心筋梗塞の再発予防
青木和浩・堀 正二
■ DI室Q&A
スタチン系薬剤の服用時間
神田 進
■ suggestion
職場における受動喫煙の評価
津谷隆史・江草玄士
医科学や薬学の上流にあるもの
村上 透
ホルモン補充療法と心血管系疾患の予防
岡野浩哉
インスリン抵抗性と脂肪組織PDE3B遺伝子の発現との関係
大澤春彦
治療学/特集案内・次号予告