動脈硬化性腎動脈狭窄症にステント治療は有効か?

動脈硬化性腎動脈狭窄症は難治性高血圧,進行性腎機能低下,反復性心不全を生じ,予後不良な疾患である。この病態に対して腎動脈ステント術が行われ,症状の改善が報告されるとともに,ガイドラインにも記載されている。

一方で,STAR 試験(Bax L, et al. Ann Intern Med. 2009; 150: 840-8.),ASTRAL 試験(ASTRAL Investigators; N Engl J Med. 2009; 361: 1953-62.),最近報告されたCORAL試験(Cooper CJ, et al. N Engl J Med. 2014; 370: 13-22.)など,降圧療法単独と比較したランダム化比較試験では,腎動脈ステントの有効性は証明されていない。動脈硬化性腎動脈狭窄症に対するステント治療の位置づけを明らかとしたい。

企画:横井宏佳
Opinion:藤原昌彦,横井良明
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2015年4月刊行NEW

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ISBN: 978-4-89775-334-8

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