■治療学・バックナンバー■
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2008年 42巻 12号
救急医療
崩壊から再生への道のり
■ 序説
救急医療の現状と問題点,そして今後
堤 晴彦
■ 総説
【地域別にみた現状と課題】
1)救急患者“たらい回し”の現況
野瀬輝彦
2)奈良県における救急医療
奥地一夫ほか
3)福島県における救急医療
田勢長一郎
4)川崎市における救急医療
山田明生ほか
【設置母体別にみた現状と課題】
1)国立大学付属病院の救急部門
瀧 健治ほか
2)私立大学付属病院の救急部門
鈴木幸一郎ほか
3)公立病院における救急部門
大庭正敏
4)私立病院における救急部門
安田冬彦
【再生に向けた種々の取り組み】
1)救急相談センターの開設とその後
森村尚登ほか
2)119番通報トリアージとディスパッチシステムの構築
鈴木範行ほか
3)時間外選定療養費の徴収による救急患者の抑制の試み
逢坂公弘
4)地域輪番制の工夫
星野 有ほか
【専門医制度と救急医療】
1) 日本内科学会から:救急医療にも対応できる総合内科専門医の育成
小林祥泰
2) 日本救急医学会から:内科系救急患者への対応
堀 進悟
【病院前救護の質向上】
1)メディカルコントロール体制の構築
横田順一朗
2) ドクターカー事業
甲斐達朗
3) ドクターヘリコプター(「ドクターヘリ」)事業
金丸勝弘ほか
■ 座談会
司会)堤 晴彦 明石勝也 浅井康文 奥寺 敬
■ 新しい救急医療
病院前救護・ERにおける“救急医療の標準化”
−AMLSコースの実現に向けて−
三宅康史ほか
■ 症例
1)対応に苦慮した覚醒剤中毒の3例
清田和也
2)精神科における救急症例
伊藤敬雄ほか
4) 重症レジオネラ感染症の1例
中田一之ほか
■ 治療の歴史
重症セプシス
射場敏明
■ DI室 Q&A
PK/PD理論に基づく抗MRSA抗菌薬の投与設計
篠原克典ほか
■ suggestion
在宅医療がもつ救急医療支援の可能性
曽我幸弘