■治療学・バックナンバー■
2006年 40巻 9号
心肺蘇生法
ACLS 2005 ガイドラインのインパクト
■ 序説
心肺蘇生法の国際ガイドラインのインパクト
野々木 宏
■ 総説
心肺蘇生教育の必要性:院外で何が生じているか
石見 拓
【ACLS 2005年ガイドラインで何が変わったのか】
1)ILCOR(国際蘇生連絡協議会)とわが国の関わり
畑中 哲生
2)電気的除細動の考え方:AED,カルジオバージョン,経皮ペーシング
菊地 研
3)ACLSにおける呼吸管理
金色 正広
4)心停止症例への対応
内田 祐司
5)ACLSにおける徐脈と頻脈症例への対応
源河 朝広
6)ACLSにおける薬物治療
瀬尾 宏美
7)蘇生後の治療
長尾 建
8)急性冠症候群
友渕 佳明
9)脳卒中
豊田 一則
10)ACLSにおける電解質異常と中毒
真弓 俊彦
11)ACLSにおける溺水と低体温、電撃症例への対応
田中 拓
12)ACLSにおける重症喘息、窒息例(異物による気道閉塞)への対応
田勢長一郎
13)ACLSにおける外傷性心停止への対応
坂本 哲也
14)妊娠中の心停止例への対応
五十嵐季子
■ 座談会
わが国における循環器救急医療と心肺蘇生法教育
司会) 野々木 宏 源河 朝広 瀬尾 宏美森田 大
■ 新しい治療
難治性心室性不整脈への塩酸ニフェカラント投与
-抗不整脈薬のわが国からのエビデンス発信-
安田 聡
■ 症例
AEDが救命に有効であった症例
林 峰栄
気道異物除去でのBLSの有効例
金沢 剛
院外心停止患者に対する低体温療法の有効例
長尾 建
■ DI室Q&A
塩酸ニフェカラント注射液の使用上の注意
和田 恭一
■ suggestion
重度偶発性低体温症(深部体温30℃未満)の心肺蘇生法を成功させるには…
長谷川伸之
心室細動波形からみたACLS
藤木 明
CPA後患者への対応をどうすべきか
山田 裕一
ADEの普及と救命率の向上
平岡 昌和