■治療学・バックナンバー■
2004年 38巻 9号
ウイルス肝炎
飛躍的に進化する治療法
■ 序説
この20年間のB型およびC型肝炎の治療の進歩
飯野四郎
■ 総説
わが国における肝炎ウイルスキャリアの動向
熊谷純子・吉澤浩司
本邦におけるE型肝炎
三代俊治
【B型肝炎の治療】
1)B型肝炎ウイルスの遺伝子型分類
折戸悦朗
2)ラミブジンと新たな抗ウイルス薬治療
森康二郎・岡上 武
3)インターフェロン治療
鈴木文孝
【C型肝炎の治療】
1)高齢C型肝炎患者におけるインターフェロン療法の生命予後改善効果
今井康陽
2)インターフェロン・リバビリン併用療法の実際
泉 並木
3)ペグインターフェロン・リバビリン併用療法
平松直樹
4)除鉄療法
大竹孝明・高後 裕
5)C型肝炎ウイルス遺伝子からみたインターフェロン治療
今村道雄・茶山一彰
6)宿主遺伝子からみたインターフェロン治療
酒井明人・金子周一
A型肝炎の予防
林 茂樹
■ 座談会
ウイルス肝炎治療の今後の展開
(司会)林 紀夫 田中榮司・吉岡健太郎
■ 新しい治療
RNA interferenceによる肝炎治療
坂本直哉・榎本信幸
■ 症例
くり返しTwo-step Interferon Rebound Therapyが奏功した難治性C型慢性肝炎の1例
加藤道夫
ラミブジン治療が奏効したgenotype AのB型急性肝炎の1例
古澤千枝・八橋 弘
アデフォビルが著効したラミブジン耐性B型慢性肝炎の1例
赤池 淳・豊田成司
■ 治療の歴史
わが国における慢性肝炎に対するIFN療法
鈴木 宏
■ DI室Q&A
抗HCV薬と抗HIV薬の薬物相互作用
藤田啓子・木平健治
■ suggestion
C型肝炎ウイルス(HCV)キャリアのスクリーニングに関するUSPSTFの見解
津熊秀明
C型肝炎ウイルスの住む環境
清澤研道
早期肝細胞癌についての欧米と日本との考え方の違い
奥野忠雄
性感染症としての肝炎
中村仁美
B型慢性肝炎の治療戦略
与芝真彰