■治療学・バックナンバー■
2003年 37巻 10号
ホルモン補充療法
望まれる評価と治療法の確立
■ 序説
抗加齢療法としてのホルモン補充療法の考え方
大内尉義
■ 総説
女性ホルモン、男性ホルモンの生合成とその調節系
高倉賢二・藤井信吾
性ホルモン作用の分子機構
加藤茂明
【HRTの臨床】
1)HRTに対する実施法と注意点
大藏健義
2)更年期障害に対する効果
矢野 哲
3)泌尿生殖器症状に対する効果
樋口 毅・水沼英樹
4)骨粗鬆症に対する効果
宮尾益理子
5)狭心症・動脈硬化・脂質代謝に対する影響
河野宏明
6)痴呆に対する効果
岩佐弘一・本庄英雄
7)HRTに関する大規模臨床試験
林登志雄
HRTの医療経済学的分析
佐藤貴一郎
女性専用外来とgender-sensitive medicineへの期待
松田昌子
男性に更年期はあるか?
熊本悦明
アンドロゲン補充療法とその効果
古賀 実・奥山明彦
DHEA補充療法とその効果
高柳涼一
中高年における成長ホルモン補充療法
安本久美子・肥塚直美
■ 座談会
HRTの現状と今後の課題
(司会)大内尉義 天野惠子・倉智博久・塚本泰司
■ 新しい治療
選択的エストロゲン受容体調整薬とその位置づけ
野崎雅裕
■ 症例
ホルモン補充療法が閉経後女性のQOL改善に奏功した1例
佐久間一郎
エストリオールを5年間内服した症例の骨密度に対する効果の検討
加藤 希・倉林 工
アンドロゲン分泌不全により骨量低下をきたした若年男性の症例
浦野友彦
■ 治療の歴史
経口避妊薬
麻生武志
■ DI室Q&A
経皮吸収エストラジオール製剤の特徴
高柳理早・伊賀立二
■ suggestion
更年期障害の薬物療法
赤松達也
ホルモン補充療法の進歩発展のために
安部徹良
Gender-specific medicineの夜明け−性差を考慮した医学
天野恵子
WHI報告からの1年を振り返って
小山嵩夫
ホルモン補充療法と大豆イソフラボン
上村茂仁
更年期の不定愁訴と心理社会的要因
堀口 文