■治療学・バックナンバー■
2003年 37巻 4号
核内受容体PPARs
生活習慣病における意義
■ 序説
PPARsの生理機能と病態における意義
門脇 孝
■ 総説
PPARsの構造と機能
高田伊知郎・加藤茂明
PPARαと脂質代謝調節
本島清人
PPARγ,PPARδと脂質代謝
石神眞人・山下静也
PPARγと脂肪細胞分化
河田照雄
PPARγとインスリン感受性
山内敏正
PPARsと炎症
三崎義堅・山本一彦
血管機能とPPARs
齋藤勇一郎
マクロファージ・動脈硬化と転写因子
島野 仁
炎症性腸疾患とPPARs
藤澤信隆・中島 淳
消化器癌とPPARs
小川 渉・上西紀夫
PPARsのコアクチベーターPGC-1の構造と機能
春日雅人
RXR関連受容体LXRおよびFXR
槇島 誠
PPARsの個体差
荒木栄一
PPARsとRXRを分子標的とした薬剤の開発
村上浩二
■ 座談会
PPARsと生活習慣病―基礎から臨床への橋渡し
(司会)門脇 孝 伊藤 裕・石橋 俊
■ 新しい治療
アディポネクチン分泌促進薬としてのチアゾリジン誘導体
加門淳司
■ 症例
大腸虚血による腹痛に対してPPARγリガンド(ピオグリタゾン)が有効であった症例
松橋信行
ピオグリタゾンが有効であったWerner症候群の1例
今野英一
脂肪萎縮性糖尿病治療薬としてのチアゾリジン誘導体の可能性
海老原健
■ 治療の歴史
チアゾリジン誘導体の開発の歴史と現状
村瀬勝人・小高裕之
■ DI室Q&A
インスリン抵抗性改善薬ピオグリタゾンの処方
杉山恵理花・伊賀立二
■ suggestion
ピオグリタゾン投与による体重増加は肥満か浮腫か
小川 晋
チアゾリジン誘導体と体重増加・二次無効について
森 豊
PPARαは善か?悪か?
青山俊文・田中直樹
トリグリセリドの治療
武城英明
ベザフィブラートはPPARαとは独立したトリグリセリド 低下作用を示す
最上(西巻)知子