■治療学・バックナンバー■
2002年 36巻 10号
抗癌薬
分子標的治療への期待
■ 序説
"Cytostatics"の評価法
國頭英夫
■ 総説
【抗癌薬併用療法の理論と問題点】
1)薬物相互作用・順序効果
井上 彰
2)放射線治療との併用
尾下文浩
3)術前・術後治療
福山康朗
【抗癌薬による個別化治療】
1)抗癌薬感受性の予測
阿知和宏行・光冨徹哉
2)Pharmacogenetics
山崎浩史
3)肝代謝薬剤の用量設定
山本 昇
4)腎代謝薬剤の用量設定
岡本浩明
癌の分子標的治療
1)イマチニブとBCR-ABL
本倉 徹
2)ゲフィチニブと上皮増殖因子受容体
山本信之
3)トラスツズマブとHER2/neu
徳田 裕
4)リツキシマブとCD20
内丸 薫
5)アンチセンスDNA薬
秋田弘俊
6)標的の検索
西尾和人
■ 座談会
分子標的治療の現状と未来
司会)國頭英夫 田村友秀・西尾和人・光冨徹哉
■ 新しい治療
放射線増感剤、防護剤
早川和重
■ 症例
術前化学療法による乳癌の病理学的CRの症例
河野 勤・勝俣範之
進行食道癌に対する放射線化学療法の症例
小林 望・室 圭
小細胞肺癌再発例に対する化学療法著効例
後藤功一
■ 治療の歴史
末梢血幹細胞移植
濱木珠恵・上 昌広
■ DI室Q&A
抗癌薬の調剤過誤対策
國枝 卓
■ suggestion
肺癌の臨床試験について感じること:小規模な臨床試験は無意味か?
上岡 博
シグナル伝達と化学療法
梅澤一夫