■治療学・バックナンバー■
2001年 35巻 10号
再生医療
急速に進む実用化への道
■ 序説
再生医療の展望
小室一成
■ 総説
発生生物学から再生医学へ
中辻憲夫
幹細胞システムと再生
柴田典人・阿形清和
ES(胚性幹)細胞とEG(胚性生殖)細胞
野瀬俊明
骨髄間葉系幹細胞
森 泰昌・梅沢明弘
造血系幹細胞と血液疾患
中畑龍俊
神経幹細胞と再生
今井貴雄・岡野栄之
細胞移植による中枢神経機能の再生
高橋 淳
肝幹細胞の分化制御によると再生治療へのアプローチ
谷口英樹
膵ベータ細胞の再生
宮崎純一
小腸上皮幹細胞による小腸の再生
岡 敦子
内皮前駆細胞を用いた血管新生
室原豊明
Tissue Engineeringによる軟骨組織再生
本多雅規・上田 実
骨髄間葉系細胞による培養骨移植および培養真皮移植による再生
吉川隆章
骨格筋組織幹細胞による筋再生
橋本有弘
異種移植臓器ドナー動物の開発
宮川周士
■ 座談会
再生医学の可能性と課題
(司会)小室一成 中内啓光・中辻憲夫
■ 新しい治療
自己骨格筋細胞移植による心不全治療
永井敏雄・小室一成
■ 症例
骨髄細胞移植による閉塞性動脈硬化症への血管新生治療の臨床成績
松原弘明
Tissue Engineeringにより肺動脈を再建した症例
新岡俊治
全身95%を受傷した熱傷患児の自家培養表皮移植による救命例
熊谷憲夫
■ 治療の歴史
再生医療の歴史と将来
吉里勝利
■ suggestion
再生医療におけるバイオマテリアルの役割と医工学教育
伊藤嘉浩
再生医学の進歩は肝細胞移植の臨床応用に弾みを与えられるか?
小野寺一彦
高度先進医療の費用
高久史麿
再生医学研究をめぐる「右」と「左」
広井良典
文明的転換点としての再生医療とその倫理的問題
米本昌平
■ 不整脈Q&A
33) 不整脈薬物療法の現状 (3)
心室細動とQT延長症候群
清水 渉