■治療学・バックナンバー■
1998年 32巻 7号
老 化
加齢科学の視点から
■ 序説
21世紀における老年医学の展望と課題
大内尉義
■ 総説
老化の機序に関する研究の新展開
1)老化遺伝子研究の最近の進歩
後藤 眞
2)テロメア/テロメラーゼと細胞老化
井出利憲
3)フリーラジカルと老化
福尾惠介
4)klotho遺伝子の発見と個体老化
黒尾 誠
【老年期における疾患の病態と治療】
1)心不全
松本正幸
2)不整脈
佐藤俊明・小川 聡
3)高血圧
斉藤重幸・島本和明
4)糖尿病
井藤英喜
5)高脂血症
新井康通・広瀬信義
6)骨粗鬆症
水野有三
7)老年期痴呆,せん妄,うつ
中村 祐・武田雅俊
8)嚥下性肺炎
関沢 清久
9)市中感染,院内感染
山口敏行・河野 茂
老年者における機能評価法とその意義
高橋龍太郎
老年者における臨床検査の考え方
高崎 優
老年者における薬物療法の注意点
伊賀立二
老年者におけるQOLの考え方
横内正利
老年者の終末期ケア
村井淳志
老年者の在宅医療の現状と問題
辻 彼南雄
■ 座談会
老年症候群をめぐって
(司会)大内尉義 井口昭久・江藤文夫・松瀬 健
■ 症例
右側一側性に反復する嚥下性肺炎,嚥下性細気管支炎の1例
松井弘稔・松瀬 健
腰椎圧迫骨折の症例とそのマネージメント
宮尾益理子
徘徊を有する痴呆の症例
飯島 節
■ 新しい治療
経皮内視鏡的胃瘻造設術
甲斐崎祥一・名川弘一
■ 治療の歴史
老年者の心臓血管外科手術の成績と予後
岡田昌彦・井野隆志
■ DI室Q&A
ベンゾジアゼピン系睡眠薬
大橋聖子
■ suggestion
高齢者診療上の問題点について
村井容子
アンチセンスストラテジー−小さなルネッサンス
邑山洋一
高齢者高脂血症の診断と治療について
井口昭久
肝硬変の栄養治療を考える
渡辺明治
Bridging Effectとしての細胞移植と遺伝子治療
田部井 功
10代発症のNIDDMに深い理解を
大森安恵
■ 治療学 薬の使い方シリーズ
【気管支拡張薬】
薬物治療の現状と課題
谷崎勝朗
主な薬剤とプロフィールと作用予測
山田安彦
投与の実際と留意点
菅原英世