■治療学・バックナンバー■
1998年 32巻 5号
潜伏感染
再活性化の機序に迫る
■ 序説
ウイルスの潜伏感染と持続感染
倉田 毅
■ 総説
ウイルスの潜伏感染と活性化
1)単純ヘルペスウイルスとその疾患
山田雅夫
2)水痘・帯状疱疹ウイルスとその疾患
須賀定雄・浅野喜造
3)EBウイルスとその疾患
米山彰子
4)サイトメガロウイルスとその疾患
栄鶴義人・南嶋洋一
【ウイルスに対する免疫と持続感染】
1)ウイルスに対する免疫防御機構
高橋秀実
2)HBV持続感染と肝疾患
飯野四郎
3)HCV持続感染と疾患
土方美奈子
4)HIV感染とAIDS
川名 愛・岩本愛吉
【ウイルス感染とヒト癌】
1)ヒトパピローマウイルス
吉川裕之
2)HTLV-1
渡邉俊樹
3)HHV-8
中村智子・森 茂郎
【スローウイルス感染症】
1)麻疹ウイルス持続感染とSSPE
柳 雄介
2)JCウイルス持続感染と進行性多巣性白質脳症
余郷嘉明
■ 座談会
潜伏感染をめぐって―ウイルスの巧妙さ
(司会)岩本愛吉 倉田 毅・神奈木真理
■ 新しい治療
AIDS患者のサイトメガロウイルス網膜炎に対する徐放性ガンシクロビル硝子体内移植
望月 學
■ 症例
SSPEの1例−脳磁図よる解析
久保田雅也
AIDSに合併したカポジ肉腫の症例
今村顕史
Sjogren症候群,HAB,ブドウ膜炎,耐糖能異常を合併したHAMの1例
末次隆行・納 光弘
■ 治療の歴史
インフルエンザの予防と治療
菅谷憲夫
■ DI室Q&A
抗HIV薬の血中濃度に影響を及ぼす薬剤
鹿志村淳子・小瀧 一
■ suggestion
アポトーシスと潜伏感染
滝澤剛則
感染と発癌
前田 浩
麻疹の発症病理について思うこと
新居志郎
これからの遺伝子治療の研究−私的雑感−
鈴木 聡
治療学/特集案内・次号予告