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臨床研究と疫学研究のための国際ルール集Part 2
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臨床研究と疫学研究のための国際ルール集Part 2

ISBN:978-4-89775-345-4
定価5,720円(本体5,200円+税10%)

【編著】 中山 健夫(京都大学教授)/津谷喜一郎(東京有明医療大学特任教授)

A4判/240頁
2016年7月発行

研究者必読の国際ルールを集約した和訳集,待望のPart 2刊行!

「臨床研究と疫学研究のための国際ルール集」(Part 1)刊行から約8年,ディオバン事件の発生などを経て,医学研究に対し社会の厳しい目が向けられるようになりました。
本書はPart 1刊行以降に新たに公表された国際ルールを多数収載。
信頼性,透明性が高い研究を実施,報告するにはどうすればよいか。
投稿された論文の質を的確に評価するにはどうすればよいか。

臨床・疫学研究を行う人から論文を書く人,読む人まで,研究に携わるすべての人に必携の書です。
エビデンスをつくる,つたえる,つかう,すべての人へ。Part 1とともに手元に置いていただきたい一冊です。

臨床研究と疫学研究のための国際ルール集(Part 1:2008年12月刊行[品切れ])は こちら

目次

  • 1. 全般的指針
    • 医学雑誌における学術研究の実施,報告,編集,および出版への推奨(2015年12月改訂版)
    • COPEによる論文不正疑い事例に対する学術雑誌の対応指針〈解説〉
  • 2. CONSORT声明関連
    • CONSORT2010声明:ランダム化並行群間比較試験報告のための最新版ガイドライン * 
    • 実践的試験の報告を改善する:CONSORT声明拡張版
    • 「ランダム化試験における患者報告アウトカムの報告:CONSORT声明の患者報告アウトカムへの拡張」の解説
    • CONSORTグループの方法とプロセス:非薬物療法評価試験のための拡張例
  • 3. 相補代替医療関連
    • 鍼の臨床試験における介入の報告基準(STRICTA)の改訂:CONSORT声明の拡張として
    • 温泉介入におけるチェックリストの開発:SPACチェックリスト
  • 4. ランダム化比較試験以外の研究デザイン
    • 質的研究報告のための統合基準(COREQ):インタビューとフォーカスグループのための32項目チェックリスト
    • 遺伝子関連研究の報告の強化(STREGA)-STROBE声明の拡張
    • 薬剤疫学研究実施のためのガイドライン(GPP)
  • 5. システマティック・レビュー/メタアナリシス/診療ガイドライン関連など
    • システマティック・レビューおよびメタアナリシスの報告における望ましい報告項目:PRISMA声明
    • AMSTAR:システマティック・レビューの方法論的な質を評価するための測定ツールの開発
    • 診療ガイドラインの評価:The Appraisal of Guidelines for Research and Evaluation (AGREE) II
    • 「オックスフォードEBMセンターによるエビデンスのレベルと推奨度」の解説
    • 診断精度研究のバイアスリスク評価ツールQUADAS-2の活用
    • COSMINチェックリストの解説:健康関連の患者報告アウトカム(HR-PRO)測定尺度生成時における方法論の質をチェック
    • 「保健医療の質改善取り組みの報告のためのSQUIREガイドライン」の解説
  • 資 料
    • [文部科学省 厚生労働省]人を対象とする医学系研究に関する倫理指針
    • [日本医学会]医学雑誌編集ガイドライン
   EQUATOR Networkのウェブサイトに掲載されているReporting Guidelines
JPT Onlineに掲載