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家庭血圧測定条件設定の指針

-Japanese Society of Hypertension (JSH) Guidelines for Self-monitoring of Blood Pressure at Home-

ISBN:4-89775-186-1 C3047
定価 (本体800円+税)

日本高血圧学会

B5判 28ページ
2003年9月30日発行

現在,採用しうるかぎりの情報および最新のエビデンスをもとに日本高血圧学会の作業部会により作成された家庭血圧測定条件設定の指針

【巻頭言より】

この度,日本高血圧学会家庭血圧測定条件設定作業部会(部会長:今井潤東北大学大学院教授)により「家庭血圧測定条件設定の指針(家庭血圧測定ガイドライン)」がとりまとめられました。家庭血圧測定が普及し,その重要性が認識されつつある現在,まことに時宜を得たものであります。

 医療環境下という特異な状況での外来随時血圧値に比べ,24時間血圧あるいは家庭血圧は心血管系合併症との相関や予後予知因子としてより精度が高いことが多くの調査で知られるようになり,特にわが国では今井部会長の研究をはじめとして,世界的なエビデンスが集積されています。

 家庭血圧測定により白衣高血圧,仮面高血圧,早朝高血圧,夜間血圧の変動など多くの情報が得られ,また降圧薬療法における理想的な血圧コントロールが可能となります。しかし,これらは家庭血圧の測定条件,装置,測定回数などが標準化された場合であります。家庭血圧測定が普及したとはいえ,これらの条件や標準化が十分になされたとは言いがたい状況であります。本ガイドラインは,現在,採用しうるかぎりの情報および最新のエビデンスをもとに日本高血圧学会の作業部会により作成されたものであります。

 このガイドラインが高血圧診療に携わる医師の患者指導に使用されるばかりでなく,一般国民が家庭血圧測定の際の指針として使用し,その結果,本ガイドラインが高血圧ならびに脳卒中をはじめとした心血管病の制圧に寄与するとするなら大変幸いであります。

(平成15年8月10日 日本高血圧学会理事長 荻原俊男 )